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【食欲】~代謝のしくみ~

      2017/12/24

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食欲とは、食べ物を食べたいという欲求のことをいい、それらが低下、消失した状態を食欲不振といいます。

 

食欲中枢

 

食欲は、大脳の視床下部にある食欲中枢(摂食中枢と満腹中枢)によってコントロールされています。

 

 

摂食中枢が刺激されると食欲がわき、満腹中枢が刺激されると食欲がなくなります。

 

 

食欲には、大きく分けて、生理的に起こるものと心理的・感覚的に起こるものの2種類があります。

 

 

生理的に起こる食欲は生命を維持するために必要であり、心理的・感覚的に起こる食欲は五感(視覚、味覚、触覚、嗅覚、聴覚)からの刺激や精神作用、これまでの経験によって引き起こされます。

 

 

食欲中枢への刺激

 

(1)生理的刺激

 

 

1)胃壁の伸縮

 

 

胃の中が空の状態で時間が経過すると、胃は収縮を起こします。

 

 

この収縮が交感神経を通して摂食中枢に伝えられ、空腹感を感じます。

 

 

また、食事を取り胃の中に食物が入ると胃が伸張され、この刺激が副交換神経を通して満腹中枢に伝えられて食欲がなくなります。

 

 

2)血糖値・遊離脂肪酸量の変化

 

 

食物を取り、血糖値が上昇すると、満腹中枢が刺激され、食欲が抑制されます。

 

 

また、ブドウ糖はインスリンの働きによって細胞内に取り込まれ、エネルギーとしての利用が促進されます。

 

 

食事をしてから時間が経過し、エネルギーの消費によって血糖値が低下すると、血液中の遊離脂肪酸量が増加し、摂食中枢が刺激され、食欲がわきます。

 

 

(2)心理的・感覚的刺激

 

 

食欲は、食物に対する過去の経験や感情などによっても左右されます。

 

 

具体的には五感からの刺激であり、味(味覚)、目で見た物(視覚)、香り(嗅覚)、音(聴覚)、温度(皮膚感覚)などがあります。

 

 

これらの情報が大脳皮質に伝わり、扁桃体で知識や体験となって統合され、視床下部にある食欲中枢(摂食中枢と満腹中枢)を刺激します。

 

 

これまでの経験によって「おいしい」と感じると摂食中枢が刺激され、「まずい」と感じると満腹中枢が刺激されます。

 

 

1)視覚

 

 

食物だけでなく、食器も含めた色彩の情報も食欲に関与しています。

 

 

色彩によるイメージには次のようなものがあります。

 

 

野菜の色は除き、一般的には暖色は「おいしい」、寒色は「まずい」といったイメージを持ちます。

 

ー色彩によるイメージー

甘い、暖かい
甘ずっぱい
すっぱい、さわやか
野菜、新鮮
食欲減退、毒々しい、冷たい
食欲減退、毒々しい

 

 

2)嗅覚

 

 

嗅覚の感じ方には個人差があります。

 

 

通常の感覚では嫌なにおいであっても、個々の嗜好により、おいしい味を連想した場合には食欲が増進します。

 

 

「くさや」のにおいなどが代表的です。

 

 

3)聴覚

 

 

包丁の音や食物を焼いた音などを聞くことで、おいしい食事をつくっていることを連想して食欲が増進します。

 

 

4)皮膚感覚

 

 

皮膚が冷気に触れたりすると、その情報が摂食中枢に伝達し、食欲が増進します。

 

 

一般的には、冬になると食欲が増進し、夏になると減退するのはこのような理由からです。

 

 

また食物の温かさや冷たさも食欲に影響を与えています。

 

 

食欲不振

 

 

食欲不振は、疾患の有無をはじめ、生活習慣、精神状態、環境などに影響されます。

 

 

また、一般的に病気になると食欲不振になるため。食欲の有無が病気の状態の目安にもなります。

 

 

生活習慣などを見直すとともに、体調が優れない場合は病院に行くなど、早めの対応が肝心です。

 

 

 

 

代謝のしくみに関するまとめ記事はこちら

【代謝のしくみ】

 

 

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 - 代謝のしくみ