【暗示の力】
暗示の力というのは、夢・目標の実現を強力にサポートしてくれます。
「できると思えばできる。できないと思えばできない。これは揺るぎない絶対的な法則である。」
これはパブロ・ピカソの言葉です。
この言葉にある「できる」「できない」は誰が決めるのでしょうか。
これを決めるのは自分です。
しかし、今までに上手くいかない経験が多かったり、周りの人から「あなたには無理だ」と否定されるようなことが多かった方は、夢・目標に向けて行動しようと思っても自動的に「できない」と決めてしまう傾向が強いことでしょう。
「できない」から「できる」に変わるのに力を発揮するのが暗示です。
「できる」も「できない」も本人の思い込みにすぎません。
ですから自分は「できる」人間であると思い込むのに暗示の力を活用するのです。
自分に暗示をかける方法として二つ紹介します。
①アファーメーション
アファーメーションとは自分への宣言です。
否定的な言葉は用いず、肯定的な言葉を自分自身に投げかけます。
例えば
「私はできる」
「私は自信に満ち溢れている」
「私は自分の夢・目標を実現することができる」
というような言葉を繰り返し繰り返し口に出して宣言します。
最初は違和感を感じることでしょう。しかし繰り返し宣言しているうちにアファーメーションによる自己暗示の力が働きます。
アファーメーションを継続しているうちに、「できる」という考えが持てる自分になっていることに気づくことでしょう。
②行動を自信に結びつける
夢・目標を実現していくためには必ず行動を起こす必要があります。
この行動を繰り返すことが自分に自信を植え付けることになります。
例えば野球の試合でヒットを打ったことがなかったとします。
そのままであれば、バッターボックスに立つたびに「また打てないのではないか」という不安がよぎることでしょう。
このような状態の時、普段の練習の他に自主練として素振りを追加したとします。
毎日コツコツと素振りの自主練を繰り返していると
「自分は誰よりも素振りの練習をしている。だから自分は必ずヒットを打つことができる。」
という自信が芽生えてきます。
素振りという行動の積み重ねが実力を上げることはもちろんです。
それ以上に大きい効果は「これだけの行動を積み重ねているのだから自分はできる」という「できない」から「できる」に変わることです。
このように繰り返し行動を積み重ねることが、自分は「できる」という自信を植え付けます。
今回は自分に暗示をかける二つの方法を紹介しました。
暗示の力を活用することで夢・目標の実現できる自信を手に入れましょう!