【やらないことを決める】
新しい夢・目標を掲げ、それに向かい行動計画を立てる時、よく言われるのが優先順位をつけて計画を立てるということです。
計画を立てた時というのはモチベーションが高いので、ハードな計画でも実行できてしまうもの。
しかし、一週間、一ヶ月と経過していくうちに、想定外の事態がおこったりして、計画通り実行できない日が出てきます。
実行できない日が続くと、最悪の場合、完全に夢・目標に向かう行動ができなくなってしまうということがあります。
自分が望む夢・目標であるのに行動できなくなってしまうのは何故でしょうか?
その理由の一つとして、夢・目標への行動を今迄日常にやっていたことに上乗せしてしまうということがあります。
夢・目標への行動を優先順位の一番に挙げて行動しようと計画したとします。
しかし、日々やらなければいけないことは沢山あるもの。
例えば、
仕事
家事
夫婦・子供等の家族で過ごす時間
趣味の時間
好きなTVを観る
友人と飲みに行く
ネットサーフィン
等々
優先順位を決めただけでは、これらのやりたいこと、やるべきことのボリュームが多くて夢・目標実現のための行動が追いつかなくなってしまうのです。
夢・目標への行動をやり続けるために大切なのは「やらないことを決める」ということ。
言い換えると、夢・目標を達成するために代償を差し出すということです。
世の中に代償を支払うことなく夢・目標の実現という報酬を得るということはないのです。
では具体的に「やらないことを決める」というのはどういうことでしょうか?
それは夢・目標への行動をする時間を作り出すために、代償として今迄やっていたことをやめるということです。
例えば、
1日2時間観ていたTVをやめる 週で14時間
週1回2時間のテニスをやめる 週で2時間
週2回2時間の飲み会をやめる 週で4時間
この例だと週20時間の時間を作り出すことができます。
この時間を夢・目標を達成するための行動時間に割り当てるのです。
これにより無理なく行動を続けることができるようになります。
やらないことを決めることが自分自身が絶対に叶えたい夢・目標を実現するための行動時間を生み出すのです。
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