【人に教えることで学びが加速する】
夢・目標を実現するために、沢山の学びを得る必要があるかもしれません。
学びを得るためには学習する必要があるわけですが、学び方によって学習のスピードに圧倒的な差がでます。
せっかく学習に貴重な時間を費やすのであれば、効果的に学びを得たいもの。
今回は学習のスピードを圧倒的に加速する方法の一つを紹介します。
その方法とは「学んだことを人に教える」ことです。
人は学んだことを、学んだ瞬間からどんどん忘れていきます。
ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスの忘却曲線が有名ですが、
学んだ20分後には42%忘れる
学んだ1時間後には56%忘れる
学んだ1日後には74%忘れる
といったようにどんどん忘れていくのです。
この忘却曲線は意味のない3文字を記憶させ、時間毎の再生率(覚えている割合)を示した実験の結果。
この実験結果のように意味をもたない内容というのは忘れやすいのです。
ただ学んだだけというのは、まだ内容に意味をもたせることがほとんどできていない状態。
ですから高いお金と時間を使ってセミナーや勉強会に参加しても、3日も経つとほとんどの内容を忘れてしまうという方が多いのです。
時間と費用をかけた学びを忘れてしまうのは非常にもったいないこと。
学んだ内容に意味をもたせ、より記憶に定着させるのに役立つのが人に教えることなのです。
ただ学んだだけの状態でわかったつもりになっていても、実際内容をしゃべろうとすると意外としゃべれないもの。
ですから人に教えようとすると、学んだ内容を自分なりに整理して理解を深める必要があるのです。
これが学んだ内容の復習にあたります。
そして実際に人に教えるつもりでしゃべることによって、相手に伝えるだけでなく、自分自身も改めて内容を聞くことになるので、さらに理解が深まるのです。
またしゃべっているときに、学んだ内容に対してさらなる気づきを得ることもあります。
加速学習の研究結果によると、学んだことを48時間以内に人に教えることで80%以上の内容を覚えていられるという報告があります。
学びを人生に活かすために、学んだことを人と分かち合うことで学びを加速させていきましょう。
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