【基準を上げる】
夢・目標に向け行動を開始するときに何を基準に行動量を決めているだろうか。
多くは過去の自分との比較を基準にしているのではないだろうか。
以前【本物と比較する】というエントリーでも同様のことを書いたが、自分との比較だけでなく、すでに高い成果を上げている人と比較することをお勧めする。
それは何故か。
それは基準が全く異なることが多いからだ。つまり行動量が圧倒的に多い。
この成果を上げている人の基準と自分の基準の違いを知ってから、行動量の目標を決めることで、より高い基準を得ることができるだろう。
また実績を出している人の基準を知れば、「同じ量を行動すれば自分もできるんだ!」という確信を持って行動することができるだろう。
個人差があるから厳密には同じ行動量で同じ成果が出るとは言えないが、自信を持って行動できる判断材料になることは間違いない。
行動量の例を挙げると、例えば知識を吸収する必要があり沢山の本を読むと決めたとする。
普段あまり本を読む習慣のない人であったら、月に2〜3冊読むという目標でも過去の自分と比較したらかなり高い目標であろう。
しかし、僕の知る高い成果を上げている人達の中には、年間200冊を超える読書量の人が何人もいる。
この年間200冊という基準は自分の中からは出てこないだろう。
しかし、一度この基準を知れば月2〜3冊が高い目標だという枠は外れる。
そこから再度目標を設定するのだ。
もともと本を読む習慣のない人がいきなり年間200冊は厳しいだろうが、週1冊読んで年間50冊ぐらいの目標(月4〜5冊)には上がるかもしれない。
そして最終的な目標として年間200冊を見据えることもできる。
この例のように、実際に成果を出している人の基準を知れば、自分の基準を上げることができる。
基準を上げ、行動量を上げることで、より高い成果を上げていこう!