【やる気が出ないときはほんの少しだけ行動してみる】
やらなければいけないことがあって、行動しなければならなくても、やる気が出ないこともあるでしょう。
気分がのってくれば、すぐにできてしまうようなことでも、やる気が出ないときはなかなか手をつけることができません。
なかなか行動を起こすことができないでいることに気づいたら、ほんの少しだけでもいいから行動を起こしてみましょう。
やろうと思っていること全部をやりきろうとすると、重い腰を上げるのは厳しいかもしれません。
そこで5分とか10分ぐらいでできるような簡単なことだけをやってみるのです。
例えば、部屋全体を掃除しようと思うと気がのらないかもしれませんが、テーブルの上だけを片付けてみる。
とか、
健康にために10km走ろうと思うけど、やる気が出ないので着替えて外に出るところまでやってみる。
などというように、少しだけでいいから行動してみるのです。
少しだけでいいと思うことで、重くて上がらなかった腰が一気に軽くなります。
そして少しだけでも行動することができるのです。
全くやらなかったのと、少しでも実行できたのでは雲泥の差があります。
やる気のないときに行動できたことは自信にもつながるでしょう。
さらに、少しだけと思って行動してみると、その行動が呼び水となって予定以上に行動できてしまうことがよくあります。
先ほどの例でいくと、
テーブルの上だけと思って片付けていたら、勢いがついて部屋全体を掃除できた。
とか、
着替えて外まで出たら、せっかくだからちょっとだけ走ろうという気になり、だんだん調子が出てきて10km走れた。
などというように、最初全くやる気がなかったとしても、最後までやり切れてしまうのです。
行動というのは最初の初動に一番エネルギーをつかいますので、一度動き出してさえしまえば、あとは行動を続けやすくなるのです。
やる気がでないと感じたら、ほんの少しだけ行動を起こしてみましょう。
そのほんの少しの行動が、出てこなかったやる気を引き出し、行動のモチベーションを高めてくれるのです。
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