【自分に対する考え方が自分という人間を決める】
自分はどのような人間でしょうか?
自分自身についてどう考えているかで、自分という人間が決まります。
例えば、自分は誠実な人間であると考えているとします。
その状態で仕事で大きなミスを犯してしまったとします。
自分が犯したミスを誰も気づいていないため、自分からいわなければ自分がミスしたことはわからない状態だとします。
ここで「自分は誠実な人間である」と考えているならば、ミスしたことを速やかに報告し、ミスの影響を最小限に食い止めるよう迅速に処置を施していくことでしょう。
これに対し、自分は不誠実な人間であると考えていたならば、同じ状況になった時に自分のミスを隠してしまうことでしょう。
それによりミスに対する対応が遅れ、被害を拡大させてしまうのです。
自分についてどう考えているかで、同じ状況でも対応が全く変わってしまいます。
この自分に対する考え方は、性格だから変えられないというものではありません。
自分で自由に変えることができるものです。
自分がこうありたいという考え方を自分に刷り込んでいけば、望むような自分に変わることができるのです。
考え方を変えても、最初はうまくいかないかもしれません。
思わず以前の考え方で行動してしまうこともあるでしょう。
それでも望むような自分になるような考え方を自分に刷り込み続けていると、以前の考え方で行動しそうになった瞬間に気づくことができるようになります。
そうなれば、新しい考え方に従った行動に修正することができるようになるのです。
そのあとは自分が望むような行動を当たり前のようにできるようになり、自分を変えることができるようになります。
自分自身に対する考え方が自分という人間を決定します。
なりたい自分をイメージし、その考え方を刷り込むことで、自分が望むような人間になることができるのです。
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