【どこを目指すかで得られる成果は劇的に変わる】
夢・目標の実現に向けた行動に、どのような意識をもって取り組んでいるでしょうか。
その意識の持ち方で得られる成果は全く違うものになります。
意識の違いはどこで表れてくるかというと、自分が目指すレベルによってでてきます。
皿洗いの例で違いについて述べていきます。
仕事をこなすことだけを考えている人の場合。
この場合、勤務時間の中で全ての皿を洗い終えれば、仕事をこなしたことになります。
仕事を始めたばかりの時は大変かもしれませんが、慣れてくるとそれほど意識しなくても時間内に皿を洗い終えることができるようになるでしょう。
仕事をこなすことができているので、これ以上の成果を得ることはできません。
一応仕事はしているので、周りからの評価も可もなく不可もなくといったところに落ち着くことでしょう。
これに対して、世界一の皿洗いになるんだという意識を持っている人の場合。
この人の場合は時間内に皿を洗い終えるだけでは満足しません。何といっても世界一を目指しているのですから。
世界一だったらどのぐらいの速さで皿を洗えるだろうか。
世界一になるためにはどういう段取りで洗えばよいだろうか。
世界一だったたら皿を洗う以外のことでも職場に貢献できるのではないか。
等々
世界一というレベルで考えることで、皿洗いう枠を超えた成果を得ることができるようになっていくことでしょう。
皿洗いとして一流なのはもちろん、お客様へのサービスや、他の従業員が働きやすいような貢献をしたりと、世界一を目指しているため分野を超えた成果を得ることができるようになるのです。
しかも、いつまでたっても貪欲に自分のレベルを上げていくので、止まることなく成長しつづけていくのです。
このように同じ皿洗いでも、こなすだけと世界一を目指すという意識の違いにより、全く違う成果を得ることができるようになります。
同じ行動をするとしても、意識の持ち方で成果は劇的に変わります。
自分の行動に対してどの程度の意識を持っているのかを確認してみてください。
自分がその意識で満足できるかどうかを判断してみましょう。