トヨタのサブスクリプションサービスKINTO(キント)
車を購入すると何かとお金がかかりますよね。
最近では購入ではなく、サブスクやリースという選択肢も増え、お得に車を持つことができるようになってきています。
KINTOもその選択肢の一つ。
とはいえ他の方法と比べて、あなたにとってお得かどうかわかりにくいですよね。
そこでこの記事では、トヨタのサブスクリプションサービスKINTO(キント)についてわかりやすく紹介していきます。
この記事はこんな疑問や不安をもったあなた向け
・KINTOって本当は高いのでは?
・他のサブスクやカーリースとの違いがわからない。
・デメリットはあるの?
・自分にとってお得かわからない。
こんな疑問や不安を解消できる内容になっています。
あなたにとって最高のカーライフが楽しめる選択肢の一つであるKINTO。
そのKINTOの全貌を明らかにしていきます。
①他よりもKINTOがお得になる使い方
②KINTOのメリット
③KINTOのデメリット
本記事では、今までに様々な方法(現金一括・残価設定ローン・個人売買等)で車を手に入れてきた僕が、自分が利用するつもりで徹底的にKINTOについて調べた内容をまとめたもの。
実際にディーラーにも足を運んだり、メールで問い合わせしたりして、徹底的に調べ上げた内容をわかりやすく紹介していきます。
読み終えればKINTOがあなたにとってベストな選択か、別の方法の方が良いのかがわかります。
目次
KINTO
(キント)とは?

KINTOは月々コミコミ定額でトヨタの新車に乗れるサブスクリプションサービス。
税金やメンテナンスなどにかかる費用も全部月額に含まれているので、突然の出費を気にせずに車を持つことができます。
KINTOの特徴は次の通り。
KINTOの特徴
・頭金不要、月々定額
・WEBで一括契約可能 1.5~2カ月で納車
・フレキシブルにプラン変更が可能
・安全設備が整った新車に乗れる
・契約満了時に車を返却
頭金不要で、手続きも簡単と、手軽に新車に乗れるのがKINTOの特徴。
この特徴だけみても、他社のカーリース等と比べてどんなメリットがあるのか具体的なところがわかりにくい。
そこでKINTOのメリット、そしてデメリットについてわかりやすく紹介していきます。
KINTO(キント)は高い?:メリットの紹介

「KINTOは高い」
そういう評判を聞いたり、
僕自身、実際にディーラーで資料を見たときに、最初は高いと思いました。
ところが、ちゃんと調べてみたら高いなんてとんでもない。
KINTOはかなり安いということがわかったんです。
KINTOのメリットを紹介しながら、安い理由を説明していきます。
KINTO(キント)のメリット1:任意保険が含まれている
KINTOには任意保険が含まれています。
実はこれがとてつもなく大きなメリット。
そしてKINTOが安いという理由の最大のポイントです。
他のサブスクやカーリースで任意保険が含まれているものはほとんどありません。
つまり、
KINTOなら
・自分で任意保険に加入する必要がない。
他のサブスク・カーリースなら
・自分で任意保険に加入する必要がある。
・月々の支払い以外に高額な保険料を支払う必要がある。
ということ。
しかもKINTOの任意保険は内容が最高レベルに充実しているんです。
その任意保険の内容がこちら。
項目 | 内容 |
対人賠償保険 | 無制限 |
対物賠償保険 | 無制限 |
人身傷害補償保険 | 5,000万円/人(レクサス車は1億円) |
車両保険 | 自己負担額 最大5万円 |
この中でも車両保険がついているのが大きい。
長く安全に運転し、保険の等級が20等級などに上がっていれば良いですが、免許をとったばかりの若い世代などは車両保険が超高額。
例えば、下記の条件でソニー損保やアクサダイレクト等でKINTOの車両保険と同条件の見積をしたら驚きの金額でした。
車:プリウス
年齢:21歳
免許の色:ブルー
等級:6等級
この条件で車両保険をつけない時の年間保険料は、
約9万円~15万円。
これに車両保険を追加すると、年間保険料の増加は
なんと、
約17万円~30万円!(任意保険全体で26万円~45万円)
車両保険に加入することで1ヶ月当たり1.4万円~2.5万円もの保険料が増えてしまうんです。(任意保険全体では月2.2万円~3.8万円)
この高額な保険料がKINTOなら月額に含まれている。
しかも運転初心者でも高齢者でも誰でも同じ金額なのが凄い。
つまり、
保険料が高い運転初心者や高齢者にとってメリットが大きい
ということ。
ここで気になるのが、
こんなに凄い補償内容がついているとKINTOって高いんじゃないの?
ということ。
ところが全然高くないんです!
KINTOでプリウスを手に入れるときとほぼ同条件で他社のカーリースと比較した結果がこちら。
プリウス S HV 1.8L 2WD | KINTO | コスモMyカーリース | カルモ | リースナブル | カースタくるまリース | SOMPOで乗ーる(そんぽでのーる) |
月額 | 51,260円 | 72,710円 | 65,780円 | 43,450円 | 64,020円 | 58,850円 |
任意保険 | あり | なし | なし | なし | なし | なし |
相違点 | 月750kmまで | 月1000kmまで | ||||
KINTOとの差 | - | +21,450円 | +14,520円 | -7,810円 | +12,760円 | +7,590円 |
比較の条件
3年契約
頭金不要・月々定額
車検・点検・メンテナンスあり
走行距離制限1500km
表のように、ほとんどのカーリースよりもKINTOの方が安いんです。
しかもKINTOには任意保険がついていて、カーリースには任意保険がついていない。
つまり、
任意保険の保険料を含めて比較するとKINTOは圧倒的に安い
ということ。
カーリースの月額に先ほどの条件の任意保険の保険料(年間26万円~45万円:20代・プリウス・ブルー免許・6等級)を加えると、少なくても月2万円、多いと4万円近く増えてしまいます。
先ほどの比較表で唯一KINTOよりも安かったリースナブル。(KINTOより月7,810円安い)
任意保険の保険料2万円を追加するとKINTOよりも高額になってしまいます。(ちなみにリースナブルは走行距離制限が750kmとKINTOの1,500kmの半分しかない。)
僕自身、20年以上車を運転していますが、コンビニや路上に車を停めているときに当て逃げされたことがあります。
車両保険は万が一のためにつけておきたい。
しかし免許を取得したばかりなどで車両保険が高額の時は支払いが大変。
そんな時に充実した任意保険が含まれているKINTOなら安くて安心なんです。
KINTO(キント)のメリット2:カーリースよりも圧倒的に安い
メリット1の任意保険のところでも触れましたが、KINTOはカーリースよりも圧倒的に安い。
こちらはメリット1で紹介したものと同じ表。
KINTOでプリウスを手に入れるときとほぼ同条件で他社のカーリースと比較したもの。
プリウス S HV 1.8L 2WD | KINTO | コスモMyカーリース | カルモ | リースナブル | カースタくるまリース | SOMPOで乗ーる(そんぽでのーる) |
月額 | 51,260円 | 72,710円 | 65,780円 | 43,450円 | 64,020円 | 58,850円 |
任意保険 | あり | なし | なし | なし | なし | なし |
相違点 | 月750kmまで | 月1000kmまで | ||||
KINTOとの差 | - | +21,450円 | +14,520円 | -7,810円 | +12,760円 | +7,590円 |
比較の条件
3年契約
頭金不要・月々定額
車検・点検・メンテナンスあり
走行距離制限1500km
KINTOには任意保険がついていて、カーリースには任意保険がついていない状態でも、すでにKINTOのほうが断然安い。(リースナブルのみKINTOより7,810円安い。ただし走行距離制限は750kmまでと短い。)
ちなみに普通自動車1台当たりの自動車保険料の平均は
約73,600円(損害保険料率算出機構 2019年度の統計より算出)
1ヶ月当たりでは6,133円。
先ほどの表に、任意保険の保険料として月額6,133円を加えたものがこちら。
プリウス S HV 1.8L 2WD | KINTO | コスモMyカーリース | カルモ | リースナブル | カースタくるまリース | SOMPOで乗ーる(そんぽでのーる) |
月額 | 51,260円 | 72,710円 | 65,780円 | 43,450円 | 64,020円 | 58,850円 |
任意保険 | 月額に含む | 6,133円 | 6,133円 | 6,133円 | 6,133円 | 6,133円 |
任意保険料込みの月額 | 51,260円 | 78,843円 | 71,913円 | 49,583円 | 70,153円 | 64,983円 |
相違点 | 月750kmまで | 月1000kmまで | ||||
KINTOとの差 | - | +27,583円 | +20,653円 | -1,677円 | +18,893円 | +13,723円 |
リースナブルのみKINTOより1,677円安いが、走行距離制限がKINTOの月間1,500kmに対して750kmと短い。
リースナブル以外とKINTOを比較すると、
KINTOのほうが月13,723円~27,583円も安い
という結果になります。
今回の比較はプリウスの7年契約を例にしていますが、ヤリスクロスで比較しても、契約年数を3年、5年にしてみても傾向は同じという結果でした。
リースナブルの例もあるので、KINTOが一番安いとは言い切れません。(但し、リースナブルは走行距離制限が750kmまでとKINTOの半分。)
それでもほとんどの場合、カーリースよりはKINTOの方が月々安い金額で利用できることになります。
KINTO(キント)のメリット3:カーローンよりも安い場合あり
同じ車を長く乗りたいのであれば、KINTOよりもカーローンで購入した方が安い。
ただ下記のような場合はKINTOの方がお得です。
カーローンよりもKINTOの方がお得になる条件の例
・短期間(3~5年)で新車を乗り換えたい
・任意保険が高い(20歳ぐらいの若い世代・70代)
カーローンよりKINTOの方が安い例:短期間で新車を乗り換えたい
3年で新車を乗り換えたい場合の例で説明します。
プリウス S HV 1.8L 2WDで3年ローンを組んだ時の支払総額と、KINTOを3年契約した場合の支払総額を比較すると、
プリウス S HV 1.8L 2WD | カーローン | |
3年間の支払総額 | 1,845,360円 | 2,817,651円 |
KINTOとの差額 | - | +972,291円 |
このように、カーローンの方が100万円近く支払総額が高くなる。
ちなみに5年の場合カーローンの方が7万円近く高い。
しかもカーローンだと任意保険やメンテナンス費用を追加で払う必要があります。
KINTOと同程度の内容に合わせると、安くても3年で25万円程度、5年なら車検代も加わり50万円以上はかかります。
どんどん新車を乗り換えたいなら、KINTOの方がカーローンよりも圧倒的に安くなります。
KINTOとの差額以上に高く売れる場合はカーローンのほうが安い
KINTOとの差額、任意保険料、車検を含むメンテナンス費用を含めても、売る時の金額が高い場合はカーローンの方が安くなります。
高く売れるような人気車種の場合は要注意です。
カーローンよりKINTOの方が安い例:任意保険が高い
20代前半で任意保険が高い場合、カーローンに加えて支払うとかなり高額になってしまいます。
任意保険が安くなる条件を満たすまで、KINTOを利用するとお得です。
車両保険を外すなどして保険料を安くすることもできますが、あまりお勧めできません。
(もらい事故など、いくら自分が気をつけても防げない事故があるから。)
そこで26歳以上になって保険料が安くなるまで、年齢に関係なく充実した補償内容がついてくるKINTOを利用するんです。
保険会社や車種などの条件によって金額は変わりますが、プリウスの場合、26歳までは月2万円程度の保険料が、26歳を超えると月1万円近くにまで下がります。
例えば21歳から26歳になるまでの5年間に毎月2万円任意保険にかけると
2万円×12ヶ月×5年=120万円
と、こんなにも高額を支払うことになります。
最初は任意保険込みのKINTOを利用することで、高い保険料を支払うことなく新車に乗ることができます。
また70代になって保険料が高額になってしまった方も安く新車に乗れるメリットがあります。
そして高齢者にとっては、免許返納時に解約金が無料という特典もあります。(詳細は途中解約の項目で紹介します。)
KINTO(キント)のメリット4:クレジットカードが使える
KINTOの支払いはクレジットカードか口座振替を選択できます。
クレジットカードが使えるサブスクやカーリースはほとんどありません。
調査した結果、回答のない会社を除き、KINTO以外でクレジットカードが使えるのはホンダの「Honda マンスリーオーナー」のみでした。
KINTOが安いとはいえ、支払う合計金額はかなりのもの。
その金額にクレジットカードのポイントがつくのは大きい。
例えば5年契約で毎月4万円の支払いだったとします。
すると支払う合計金額は、
4万円×12ヶ月×5年=240万円
これにカードのポイントが100円で1ポイントつくとすると、
24,000ポイント
もポイントがもらえます。
(ポイントの付与率は各カード会社によって異なります。)
1ポイント1円として使えるクレジットカードなら24,000円にもなります。
(ポイントの還元率も各カード会社によって異なります。)
口座振替では1円もつかないので、この差はバカになりません。
KINTO(キント)のメリット5:Webで簡単に申込できる
申し込みはKINTOのウェブサイトから簡単にできます。
他社のサブスクやカーリースでは、いまだウェブサイトからの申し込みに対応しておらず、販売店に行かなければならないものもあります。
通常、車を購入しようとすると何度も何度も販売店に足を運ぶことになり結構大変。
商談、任意保険の検討、契約手続き、税金の支払
商談一つとってもオプションの内容や値段の交渉、メンテナンスパックについてなど、担当と打ち合わせしながら決めることが沢山あります。
普段仕事をしていると、販売店に行く時間を作るのも大変なもの。
KINTOならウェブサイトで車やカラー、オプションを決めて申し込み、必要書類を郵送すればOK。
販売店に行くのは車の受け取りの時のみ。
購入と比べ、手間なく簡単に新車を手に入れることができます。
ウェブサイトからの申し込みが不安であれば、販売店でも申し込みできるので安心です。
またウェブサイトでは取り扱っていない車種もあり、そちらは販売店での申し込みとなります。
KINTO(キント)のメリット6:気軽に乗り換えできる
KINTOは契約期間中に別の新車に乗り換えることができます。
他社のサブスクやカーリースでは契約期間中の乗り換えには対応していません。
KINTOの契約期間は3年/5年/7年。
年単位の期間があると、ライフスタイルが変化することもあります。
ライフスタイルの変化の例
就職・結婚・転勤・出産・子育て等々
契約時には想定していなかった変化により、車を変える必要が出てくる場合も。
また車の好みが変わることだってあります。
KINTOには、そんな時に気軽に乗り換えることができる「のりかえGO」というサービスがあります。
僕自身、2シーターのオープンカーに乗っていた頃に子供が生まれることになり、急遽ファミリーカーに買い替えたことがあります。
乗り換えできるというのは、急な変化を気にせずに車を選べるので安心です。
「のりかえGO」で乗り換えする条件は次の2つ
のりかえGOを利用する条件
・契約期間のプラン毎に設定された対象期間であること
・対象期間に設定された手数料を支払うこと
これに対し、通常カーリースでは契約期間中の乗り換えはできません。
どうしても乗り換えたい場合は解約する必要があり、多額の中途解約金が発生します。
KINTOは安価に乗り換えできるので安心です。
カーリースの中途解約金は非常に高額
一般的に、中途解約すると次のような費用を一括で支払うことになる
・残りのリース期間×月額リース料
・中途解約手数料
・設定残価との清算金額
のりかえGOで乗り換えできる時期と手数料は次の通り。
3年プラン
申し込み月 | 手数料 |
1年6ヶ月目~1年11ヶ月目 | 月額利用料2ヶ月分 |
2年0ヶ月目~2年8ヶ月目 | 月額利用料1ヶ月分 |
5年プラン
申し込み月 | 手数料 |
3年0ヶ月目~3年5ヶ月目 | 月額利用料3ヶ月分 |
3年6ヶ月目~3年11ヶ月目 | 月額利用料2ヶ月分 |
4年0ヶ月目~4年8ヶ月目 | 月額利用料1ヶ月分 |
7年プラン
申し込み月 | 手数料 |
3年0ヶ月目~3年5ヶ月目 | 月額利用料6ヶ月分 |
3年6ヶ月目~5年5ヶ月目 | 月額利用料5ヶ月分 |
5年6ヶ月目~5年11ヶ月目 | 月額利用料3ヶ月分 |
6年0ヶ月目~6年5ヶ月目 | 月額利用料2ヶ月分 |
6年6ヶ月目~6年8ヶ月目 | 月額利用料1ヶ月分 |
この表のように月額利用料の1~6ヶ月分で乗り換えできます。
他のカーリースのように高額な中途解約金を支払わず乗り換えできて便利です。
のりかえGOで乗り換えするときは、新たに3年/5年/7年プランの新契約をすることになります。
最新設備やニューモデルにも乗り換えられる
ライフスタイルの変化だけでなく、最新の安全設備や、モデルチェンジした車など新しく進化した車への乗り換えにも便利。
KINTO(キント)のメリット7:途中解約ができる
通常カーリースは途中で解約できません。
それでも解約する場合、高額な中途解約金が発生。
先ほども紹介しましたが、カーリースの中途解約金は下記のような内容になります。
カーリースの中途解約金は非常に高額
一般的に、中途解約すると次のような費用を一括で支払うことになる
・残りのリース期間×月額リース料
・中途解約手数料
・設定残価との清算金額
KINTOは解約時の支払いが通常のカーリースよりも少なくて済み、計算方法が公開されているので安心です。
3年契約を中途解約する場合①
KINTOで1ヶ月目で解約:月額の10ヶ月分
他社で1ヶ月目で解約 :月額の35ヶ月分+中途解約手数料+設定残価との清算金額
3年契約を中途解約する場合②
KINTOで6ヶ月目で解約:月額の5ヶ月分
他社で6ヶ月目で解約 :月額の30ヶ月分+中途解約手数料+設定残価との清算金額
この例のように支払う内訳が他社よりかなり少なくなります。
もっと詳しく知りたい方はKINTOのウェブサイトにてご確認ください。
また条件が合えば中途解約金が発生しません。
中途解約金が発生しない条件
・死亡
・免許返納
・海外転勤
これらのように運転困難や使用困難となった場合、中途解約金が発生しません。
KINTOなら、海外赴任の可能性がある仕事をしている方や、高齢でいつ免許を返納するかわからない方でも、高額な中途解約金の心配がいらないので安心です。
スポンサーリンク
KINTO(キント)は高い?:デメリットの紹介

ここまでKINTOのメリットばかりを紹介してきましたが、もちろんデメリットもあります。
ここからはKINTOのデメリットについて紹介していきます。
KINTO(キント)のデメリット1:途中で解約すると中途解約金が発生する
車のサブスクやカーリースでは、契約期間の途中で解約すると高額な中途解約金が発生します。
メリット7で、KINTOは他のカーリース等に比べ、中途解約金が安価で、支払金額も計算方法が明示されていて安心だとご紹介しました。
とはいえお金を支払わなければいけないことに変わりはありません。
下記を活用すれば中途解約金を支払いを避けられる
・運転困難による解約(死亡/免許返納/海外転勤等)
・車を変えたいのなら、解約ではなく「のりかえGO」を利用して新車を乗り換える
KINTO(キント)のデメリット2:距離制限がある
KINTOには走行距離制限があります。
KINTOの走行距離制限
1ヶ月当たり1,500kmまで
これは単月の制限ではなく通算の走行距離での制限になります。
例えば3年契約なら
1,500km×12ヶ月×3年=54,000km
となり、返却時に54,000kmを超えていなければ大丈夫です。
走行距離制限をオーバーした場合は、超過分を支払うことになります。
KINTOの走行距離超過時の支払い
超過1kmあたり
トヨタ車11円(税込)
レクサス車22円(税込)
例えばトヨタ車で1,000km超過した場合、
1,000km×11円=11,000円
を返却時に支払うことになります。
1日平均50km以上の長距離を運転するような場合は、走行距離制限をオーバーしてしまいます。
普通に使う分にはKINTOの走行距離制限で十分
自家用車の平均走行距離は年間10,575km
(国土交通省 自動車の使用実態より)
KINTOの年間の走行距離制限は18,000km(=1,500km×12ヶ月)
普通に利用する分には十分な走行距離があるといえます。
KINTO(キント)のデメリット3:任意保険の等級が引き継げない
長く安全運転をし、保険の等級が20等級まで進んでいたとしても、KINTOではその等級を引き継ぐことはできません。
KINTO付帯の任意保険を利用することになります。
とはいえ、KINTO自体が任意保険がついているにもかかわらず安価なので、金額的な影響は気になりません。
(逆にローンで購入して自分の保険を使うより、KINTOを利用した方が安いケースもあります。)
契約中の自動車保険の等級を維持する方法
契約中の自動車保険の中断制度を利用すれば、現在の等級を維持することができます。
中断制度とは、KINTO利用後、再度自動車保険に加入する時に、中断前の保険等級と同等の等級を適用できる制度です。
せっかく上げてきた等級を失わずに済むので安心です。
KINTOは高くなかった!利用が安いパターンを紹介

ここまで紹介してきたKINTOのメリット・デメリットから、KINTOを利用することで新車に安く乗れる代表的なパターンを紹介します。
KINTOが安いパターン1:任意保険が高額になる20代前半
20代前半は任意保険が高額になってしまいます。
不慮の事故も起こりえるので車両保険は外せない。
安くても月2万円程度を任意保険に支払うなら、充実の任意保険が付帯しているKINTOを利用する。
これにより安く新車に乗ることができます。
任意保険が安くなる頃に自分で契約するとお得
任意保険は下記のように条件が変わると一気に安くなります。
・26歳以上になる
・免許の色がグリーンやブルーからゴールドになる
この条件を満たすまでKINTOを利用しておくと保険料を抑えられます。
(車種などの条件にもよりますが年間で10万円以上保険料が安くなる場合あり)

KINTOが安いパターン2:免許返納の可能性がある高齢者
例えば70歳を過ぎ、いつまで運転できるか不安があると、新車を購入するのをためらうかもしれません。
せっかく買ってもすぐ返送することになってはもったいない。
さらに任意保険も70歳を超えると保険料が上がってくる。
そんな金銭面の不安もKINTOなら大丈夫。
高齢者にKINTOが向いている理由
・免許返納時は中途解約金が無料
・手厚い任意保険が年齢に関係なく金額一緒。
最新の安全設備がついている新車に乗れる
高齢になると運転自体にも不安がでてくるもの。
KINTOなら最新の安全設備がついて新車に乗れるのも安心できるポイントです。
KINTOが安いパターン3:短期間で新車を乗り換えたい方
新車をどんどん乗り換えていきたいならKINTOはお得です。
「のりかえGO」を利用することで、最短で1年半ごとに最新の車に乗り換えることができます。(3年プランの場合)
3年プランで乗り換える場合、手数料も月額利用料の1~2ヶ月分と安価。
安心して乗り換えをすることができます。
KINTO(キント)は高い?:まとめ

KINTOは頭金不要、月々コミコミ定額でトヨタの新車に気軽に乗れるサブスクリプションサービス。
税金やメンテナンス、任意保険などにかかる費用も全部月額に含まれているので、突然の出費を気にせずに車を持つことができます。
KINTOは決して高くなく、かえって安くなる場合が多いことを紹介してきました。
KINTOのメリット
①任意保険が含まれている
②カーリースよりも圧倒的に安い
③カーローンよりも安い場合あり
④クレジットカードが使える
⑤Webで簡単に申込できる
⑥気軽に乗り換えできる
⑦途中解約ができる
あなたのカーライフの選択肢の一つとして、この記事の情報がお役に立てたら嬉しいです。
KINTOのウェブサイトはこちら
車のサブスクはKINTO
関連記事
