【強烈な欲求があるからこそ継続して行動できる】
人生をより良いものにしようと夢を掲げて実現していくためには、今までとは行動を変える必要があります。
夢の実現のためにやるべきことを決め、その行動を実行へと移す。
そして実現するまで継続して行動しつづけることが人生をより良いものへと変えていくのです。
この今までやっていなかった夢実現のためにやるべき行動。
実際に行動を始めてみても、続かないことが多いものです。
例えば、
健康のためにジムに通い出したが、途中から全く行かなくなってしまった。
資格を取ろうと勉強を始めたが、3日と続かなかった。
早起きして朝の時間を活用しようと思ったが、一度寝坊したのをキッカケに起きれなくなった。
等々
もっと良くなりたいと望んで新しい行動を開始したにもかかわらず、継続して実行できないのはなぜでしょうか?
その理由の一つは、夢実現への欲求が軽いから。
例えば、ひどい体調不良を抱えている方が、もっと健康になることで人生を良くしようと思ったとします。
そんな時、毎日ジムに通っている健康でイキイキとした人をみて、自分もジムに通おうと決めて早速申し込みました。
しかし本人の欲求の中に、健康になることと対極にあるような欲求もあるもの。
その対極の欲求のほうが強いとジムに通い続けることはできません。
それはジムに行くよりも、
もっとのんびり過ごしたい。
友人とお酒を飲みに行きたい。
甘いお菓子をいっぱい食べたい。
というようなジムで体を鍛え健康になることと対極にあるような、楽をして快楽を得ようとする欲求です。
基本的に人は痛みを避けて快楽を得たいという欲求があります。
健康になりたいと思ってはいても、ジムに行くという行動に痛みを感じている状態であると、他の快楽につながる欲求に負けてジムにはいけなくなってしまいます。
継続するにはひどい体調不良である状態に強烈な痛みを感じ、その状態から解放されることに快楽を感じるようになること。
この状態であると、ジムに行くことが痛みではなく快楽になります。
ジムで体を鍛えることで、今のつらい状態から解放されると考えるようになりますので、ジムに行きたく行きたくてしょうがない状態になるのです。
健康になれたらいいなぁというぐらいの軽い欲求では、そのためにジムに通うといった行動に痛みを感じます。
絶対に健康になりたいという強烈な欲求が、行動自体を快楽へと変え、継続して行動できるようになるのです。
この強烈な欲求というのは、自分の中に必ずあります。
ですから夢を掲げるときは、その欲求と合うものにすることです。
欲求と合う夢とは自分の価値観に合致している夢です。
自分の価値観に合った夢であれば、実現するための強烈な欲求とともに行動を継続することができるのです。
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