好文亭〜偕楽園本園にある建物で江戸の空気と素晴らしい眺めを堪能!〜
偕楽園本園にある好文亭(こうぶんてい)。
水戸藩第九代藩主徳川斉昭(烈公)が詩歌や管弦の催しをして家中の人々と共に心身の休養をはかるために1842年(天保13年)に建てられたものです。
建物自体は昭和20年の空襲で全焼したため復元されたもの。
江戸時代当時の雰囲気や、偕楽園の素晴らしい眺めを堪能でき、良い時間を過ごさせていただきました。
早速紹介します。
中門から好文亭まで
偕楽園本園のほぼ中央に位置する好文亭。
本園の中を歩いていくと好文亭中門にたどり着きます。
中門をくぐると売店があります。
売店に向かい側に好文亭の入口があります。
好文亭の観覧料は200円です。
早速中へと入っていきます。
3月の下旬でしたが、かろうじて梅の花が残っていてくれました。
ちょっと進むと好文亭が見えてきます。
江戸時代当時を感じさせる建物と素晴らしい眺めを堪能
建物の中に入るとそれぞれに特徴のある数多くの部屋と、外の素晴らしい眺めを堪能できます。
建物の外側にある廊下を歩きながら、各部屋を巡っていきます。
廊下から見える庭の眺めも素晴らしい。
続いて2階へ。
昔の造りなので、結構急な階段です。
江戸時代に配膳用の昇降機があるとは。
斉昭公の進取の気質がうかがえます。
2階の部屋を巡り…
外を眺めると偕楽園が見渡せる素晴らしい景色!
存分に建物を見て回って外に出たら、お茶に招かれた客が準備ができるまで待っているスペース「待合」がありました。
気づかず通り過ぎてしまいそうな端にあったので、見逃さなくて良かった。
好文亭を存分に堪能することができ大満足。
全体的に綺麗に整備されていて好印象でした。
歴史好きなので、部屋の説明などの案内看板を読むだけでもワクワクして、楽しむことができました。
また今回は3月末で、梅のシーズンの終わりの時期。
今度は梅の時期に合わせて来たら、また素敵な眺めを堪能できそうです。
偕楽園 ホームページ
http://www.koen.pref.ibaraki.jp/park/kairakuen01.html