若者のカフェイン中毒急増に思う本当の健康の大切さ〜健康であればカフェインの力を借りる必要はない〜
NHKの「おはよう日本」で若者のカフェイン中毒が急増しているという特集をやっていました。
カフェインを大量に摂取することで、急性カフェイン中毒にかかってしまうというのです。
どのようにカフェインを大量摂取してしまうかというと、エナジードリンクや錠剤から。
仕事の疲れや眠気覚ましにこれらを過剰に摂取してしまい、急性カフェイン中毒にかかってしまうというのです。
急性カフェイン中毒になると、動悸、けいれん、ふるえ、めまいなどの症状がでたり、最悪の場合死に至ることもあります。
適度に摂取する分には全く問題ありませんが、過剰に摂取することはとても危険なこと。
にもかかわらず大量に摂取してしまうのは、エナジードリンクや錠剤の効果に対する誤解があると考えます。
エナジードリンクや錠剤を摂取すると、カフェインの効果により眠気が取れたり、だるさが抜けたりすることで元気になったような感じがします。
しかしこれは体力が回復したわけではなく、刺激によってごまかされているだけ。
ですからカフェインの効果が薄れてくると、どっと疲れが出てくるのです。
番組の中で、エナジードリンクを飲みながら夜中まで働いて、疲れが残ると翌朝もエナジードリンクを飲んでいるという内容がありました。
もともと疲れているところを、カフェインでごまかして働いているので、翌日に疲れが残るのは当然なのです。
繰り返しいいますが、カフェインで体力が回復するわけではありません。
刺激でごまかしているだけです。
過剰にエナジードリンクや錠剤を摂取して体に良い訳がありません。
大切なのは刺激でごまかすのではなく、健康のベースを上げること。
きちんと栄養を摂取し、適度な運動をするなど正しい生活習慣を身につけることで、健康のベースは上がります。
これにより、体調不良などが全くない本当の健康を身につければ、多少のハードワークで疲れてしまうことはありませんからエナジードリンクに頼る必要はありません。
健康であれば高い集中力で効率良く勉強できますから、カフェインを摂取して睡眠時間を削ってまで勉強する必要もありません。
カフェインで無理やり覚醒させるのではなく、高いレベルの健康を手に入れ、高いパフォーマンスで活動できるようになることで、仕事も勉強もきちんと結果を出すことができるのです。
もし疲れやすいとか、もっとパフォーマンスを上げたいと思うのであれば、健康レベルが上がるよう生活習慣を整えることを始めていきましょう。
健康であれば、カフェインの力を借りる必要はなくなるのです。
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