ChatGPT・Claude・GeminiのAIモデルの「格」早見表【2026年10月】どれが上位で、無料で使えるのはどれ?
・ChatGPTは「Astra」が最上位で、その下に「Sol」「Luna」。無料版で文字のやり取りが無制限なのは「GPT-5.6 Luna」
・Claudeは、一般に使えるモデルが上から「Fable」「Opus」「Sonnet」「Haiku」の4段。無料版で使えるのはSonnetとHaiku
・Geminiは上から「Pro」「Flash」「Flash-Lite」の3段。10月9日からは、無料版で使えるのはFlash-Liteだけになる
AIのニュースを読んでいると、「Astra」「Fable」「Flash」など、モデルの名前がたくさん出てきます。名前だけでは、どれが上位で、どれが軽いモデルなのか分かりにくいのが正直なところです。
この記事では、ChatGPT・Claude・Geminiの3つについて、各社の料金ページやヘルプ(2026年10月6日時点)で確かめたモデルの段と、無料版で使える範囲を一覧にしたうえで、ふだんの仕事での使い分けを考えます。
3社とも「上位・中位・軽量」の段に分かれている
まずは、3社のモデルを並べて見てみます。
どの会社も、賢いが重い上位モデル、バランスの取れた中位モデル、速くて軽いモデル、という段に分けています。
| 段 | ChatGPT(OpenAI) | Claude(Anthropic) | Gemini(Google) |
|---|---|---|---|
| 最上位 | GPT-6 Astra | Fable | Pro |
| 上位 | ― | Opus | ― |
| 中位 | GPT-6.1 Sol/GPT-6 Sol | Sonnet | Flash |
| 軽量 | GPT-6 Luna/GPT-5.6 Luna | Haiku | Flash-Lite |
段の数は会社によって違います。名前の付け方も違うので、「同じ段だから同じ性能」とは限りません。
ChatGPT:最上位はAstra。無料版はGPT-5.6 Lunaが無制限
ここからは、1社ずつ見ていきます。
OpenAIは、「GPT-6 Astra」を自社最高のモデルと位置づけています。9月29日に出た「GPT-6.1 Sol」は、Astraに迫る性能を5分の1の料金で出す中位のモデルです(詳しくはGPT-6.1 Solの記事で紹介しました)。
ChatGPTの料金ページでは、プランごとに次のように書かれています。
・無料版:GPT-5.6 Lunaでの文字のやり取りは無制限
・Plus:GPT-6による高度な推論モデルが使える
・Pro:GPT-6 Astraによる推論が使える
なお、次の上位モデル「GPT-6.1 Astra」は、10月の公開が見送られたと報じられています(公開見送りの記事)。
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Claude:一般に使える最上位はFable。無料版はSonnetとHaiku
次に、Claudeです。
Claudeの料金ページでは、モデルが「Fable」「Opus」「Sonnet」「Haiku」の4つに分かれています。プランごとの使える範囲は次のとおりです。
| プラン | Fable | Opus | Sonnet | Haiku |
|---|---|---|---|---|
| 無料版 | × | × | ○ | ○ |
| Pro | 使用クレジットで利用 | ○ | ○ | ○ |
| Max | 週ごとの上限の50%まで | ○ | ○ | ○ |
このほかに、Fableと同じモデルを安全のための制限なしで動かす「Mythos」もありますが、審査を通った米国の組織だけに提供されていて、Claudeのアプリでは使えません。
Gemini:最上位はPro。10月9日から無料版はFlash-Liteだけ
最後に、Geminiです。
Googleのヘルプによると、2026年10月9日から、プランごとに使えるモデルが次のように変わります(詳しくはGemini無料版の記事で紹介しました)。
| プラン | Pro | Flash | Flash-Lite |
|---|---|---|---|
| プランなし(無料) | × | × | ○ |
| AI Plus | × | ○ | ○ |
| AI Pro/AI Ultra | ○ | ○ | ○ |
さらに上の新しいモデル「Gemini 4 Argon」も発表されていますが、今はサイバー攻撃対策の専門家だけが使える段階です(Gemini 4 Argonの記事)。
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仕事はどう変わるか:「いちばん賢いモデル」ではなく「仕事に合う段」を選ぶ
ここからは、公式の情報をもとにした僕の見方です。
モデルの段を知ると変わるのは、AIの「選び方」だと考えています。
つい「いちばん賢いモデルを使えば安心」と考えがちです。ただ、上位のモデルほど答えるのに時間がかかり、使える量も早く減ります。日常のメールの下書きや要約なら、中位や軽量のモデルで十分なことが多く、そのほうが速く、たくさん使えます。
込み入った資料づくりや、判断を誤ると困る仕事のときだけ上位のモデルに切り替える、という使い分けが、時間にもお金にもやさしい使い方です。
使えるAIの量が限られている個人事業主ほど、「この仕事にはこの段」と決めておくと、肝心なときに上位モデルの枠が残っていない、ということを避けられます。
使う前に、確かめておきたいこともあります。
・自分のプランで、どのモデルが選べるかを、アプリのモデル選択の画面で見る
・モデルの名前と段は、各社がたびたび変える。新しいモデルが出たら、料金ページで段を確かめ直す
・ふだん使うモデルと、大事な仕事で使うモデルを、それぞれ1つずつ決めておく
まとめ:3社とも上位・中位・軽量の段に分かれる。仕事に合う段を選んで使い分ける
ChatGPTはAstra・Sol・Luna、ClaudeはFable・Opus・Sonnet・Haiku、GeminiはPro・Flash・Flash-Liteという段に分かれています。無料版で使えるのは、主に中位から軽量のモデルです。
いちばん賢いモデルではなく、仕事に合った段のモデルを選ぶことが、AIを毎日使ううえでのいちばんのコツです。
まずは自分のプランで選べるモデルを確かめ、ふだん用と大事な仕事用を決めておくのがよさそうです。
出典
・ChatGPT「料金」(2026年10月5日確認) https://chatgpt.com/ja-JP/pricing/
・OpenAI「GPT-6.1 Sol のご紹介」 https://openai.com/ja-JP/index/introducing-gpt-6-1-sol/
・Claude「プランと料金」(2026年10月5日確認) https://claude.com/ja/pricing
・Anthropic「Claude Mythos」 https://www.anthropic.com/claude/mythos
・Gemini アプリ ヘルプ「Gemini モデルへのアクセスと使用量上限の変更」 https://support.google.com/gemini/answer/17004136?hl=ja
