【行動することで目標は明確になっていく】
目標を達成するための基本は、目標を明確にすることです。
明確であるからこそ、何をいつまでに実行すれば良いのかが具体的になります。
今までに経験がある目標を立てた場合は、最初から目標は明確なものになっていることでしょう。
これに対し、初めて経験する目標の場合、最初から目標を明確にすることは難しいものです。
このような場合、目標を明確にしてから行動しようとすると、いつまでたっても動き出すことができなくなってしまいます。
ですから、明確になっていなくてもまず行動を起こしていきましょう。
頭で考えているだけではなかなか目標を明確にすることはできませんが、実際に行動することで目標は具体性を帯びてきます。
例えば、実際に行動しようと準備を始めると、足りない情報に気づいたり、必要な資金がわかったり、今できることとできないことがはっきりしたり等、準備だけでも一つ一つ明確になっていきます。
そして実際に行動してみると、はじめはほとんどうまくいきません。
この失敗の経験が目標を明確にすることに役立ちます。
失敗を繰り返し、それを乗り越えていくことで、目標を達成するためにやるべきことが飛躍的に明確になっていくのです。
そして失敗を乗り越え、成功した体験を積み重ねていくことで、ありありと思い描けるほど目標は明確になります。
また行動してみることで、違和感を感じる場合もあるでしょう。
例えば、実際に行動してみたら、自分の価値観と合わなかったという場合。
このようなときは目標を変えれば良いのです。
行動しなければ、いつまでもそのことに気づかず、ずっと価値観の合わない目標に捕らわれたままになってしまいますが、行動することでその状況を避けることもできます。
目標は行動しながら明確にしていきましょう。
頭の中で考えているだけでなく、そこに体験が加わることで、目標についての理解は飛躍的に深まっていくのです。
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