「引き寄せの法則」は2007年に出版された「ザ・シークレット」により一気に注目を集めました。
本だけでなく、DVD版は映像を見ることで引き寄せの法則のイメージがとてもわかりやすくなっています。
この「ザ・シークレット」の影響により、引き寄せの法則を実践しようとした数多くいらっしゃいますが、思うように引き寄せがうまく働かないと感じている方も多いことでしょう。
そんな方に必要なアドバイスが満載の本を紹介します。
引き寄せの法則を発動させ、望むような人生を作り上げるための「本当の引き寄せの法則」を教えてくれる本がこちら。
ワタナベ薫さんの、
成功する人だけが知っている本当の「引き寄せの法則」
です。
１．「引き寄せの法則」の罠
引き寄せの法則とは、自分が願ったものが引き寄せられて現実化するというもの。
では強く願えば引き寄せの法則により実現するかというと、ここに引き寄せの法則の罠があります。
「◯◯を引き寄せたい！」と強く願うということは「私は持っていない」ということが前提。
ですから意識すればするほど欠乏感につながってしまうとワタナベさんは言っています。
つまり欲しいものに執着することにより、現状の「持っていない」ことを強く意識してしまうので、その持っていない状況を引き寄せてしまうのです。
私の周りでも、欲しいものを得るために自分を追い込み、その追い込まれた状況に意識をとらわれて挫折した方が何人もいらっしゃいます。
欠乏感は欠乏を引き寄せます。
満たされているからこそ、さらに満たしてくれるものを引き寄せます。
手に入るのが当たり前という感覚で引き寄せの法則を実践する。
これが望むものを引き寄せるコツなのです。
２．成功する「引き寄せの法則」
引き寄せの法則を上手に活用するには、自分を肯定することが大切なポイントになります。
自分を否定し、「自分には無理」と思っていれば、引き寄せるどころか遠ざけてしまいます。
自信を持って「自分は引き寄せることができる」と思っていれば、その思い込みによって望むものを引き寄せるのです。
この章では、引き寄せを成功させる具体的な方法がいくつも紹介されており、それらを実践することで、引き寄せを成功させることができる自分に変われることでしょう。
３．行動力を上げる
「行動力」
引き寄せの法則を発動させるために重要なポイントの一つです。
「願ったことが叶うのだから行動する必要はないのでは？」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
ところが願っているだけでは何も起きません。
願って、行動するから結果がついてくるのです。
ですから時には頑張って行動することも必要になるのです。
「がんばらなくてもいいんだよ。」
とか、
「あなたはそのままでいいんだよ。」
という言葉に従って、何も行動しなければ、何の結果も得ることはできません。
必要な時には頑張り続けることが大切なのです。
実際、願っているだけで行動をしていない方を数多く見てきましたが、うまく引き寄せを成功させた方はいません。
本書の中で「東大に入ることをイメージしているだけより勉強したほうが可能性は上がる」ということが書かれていましたが、まさにその通りです。
必要な行動をしつづけるから、望むものを引き寄せるのです。
４．お金の引き寄せ
お金の引き寄せに興味がある方が多いとのことで、引き寄せたいもののナンバーワンがお金だそうです。
お金こそ今までの３つの章の内容がよく当てはまると感じます。
お金に対して執着するあまり、今持っていないという欠乏感にとらわれる。
とか、
「お金を引き寄せるなんて無理」と自己否定をして引き寄せを遠ざけてしまう。
とか、
お金を得るための行動を起こしていない。
といったように、欲しいと思っていても、お金を得るのと逆のことをしてしまうがために、なかなかお金が入ってこないのです。
お金に対してポジティブに向き合うことで、お金を引き寄せることができます。
もし今お金を得ることができていないのであれば、本書からお金を得られるように変わるヒントを得ることができるでしょう。
５．チャンスをつかむ生き方
自己を肯定することが引き寄せを起こす上で大切なポイントです。
引き寄せを起こすための沢山の方法が本書で述べられていますが、最後に紹介されているのが、「もうすでに幸せであることに気づくこと」です。
これは自己を肯定することの究極といえるのではないでしょうか。
たとえどんな状況であっても、今幸せであることに気づく。
今ある幸せに気づき、それに注目することができれば、そこから生まれる幸せの波動が望むものを引き寄せてくれるのです。
まとめ
引き寄せの法則はシンプルですが、誤解して理解したためにうまく引き寄せられない方が多いのが現実。
それは「引き寄せ難民」という言葉が生まれるほど。
本書はそんな引き寄せ難民が、引き寄せの達人へと変わるヒントが詰まっています。
引き寄せの法則をうまく実践できていないと感じる方にオススメの一冊です！
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