ジャカルタのカーフリーデーでジョギング〜インドネシアの首都ジャカルタでジョギングを楽しめる貴重な機会!〜
ジャカルタのカーフリーデー
普段のジャカルタでは道路の交通量がとてつもなく多く、車の脇をバイクが縦横無尽にすり抜けるなどして、とてもジョギングできるような状態ではありません。
歩道も十分に整備されているわけでもなく、ゴミも多く、さらに交通量の多さから空気も汚れていて、外を走ろうという気分にはとてもなれないのです。
ただし、このカーフリーデーだけは別!
大通りを気分良くジョギングできる貴重な機会なのです!
なんと毎週日曜日の朝6時から11時まで歩行者天国になり、大渋滞から解放されいるんです。
場所はタムリン通りのモナス(インドネシア独立を記念したオベリスク)からスディルマン通りのアチチの像までの約6km。
今回は南側のスディルマン通りをジョギングしてきましたので紹介します。
カーフリーデーは屋台が数多く出ていて、一種のお祭りのような状態になっています。
いつもの大渋滞からは信じられないような状態の道路。
車で通ると通り抜けるのに1時間かかってしまうような通りに1台の車もいません♪
基本的に車やバイクは入ってきませんが、「トランスジャカルタ」という公共バスは例外で通常通り運行しています。
バスは専用レーンを走っていますが、車線変更する場所もあるので注意が必要です。
自転車も数多く走っています。
平日の殺人的ともいえる大渋滞と、隙間を縫うように走り抜ける大量のバイクがいる状況では、まず自転車に乗るのは不可能。
カーフリーデーぐらいしか安心して自転車に乗れないと思います。
(実際、平日にまともな自転車が走っているのはまず見かけません。)
2018年のアジア大会の会場となるゲロラ・ブン・カルノ・スタジアムの脇を通過。
かなり大きくて立派なスタジアム。
夜はライトアップされてとても綺麗に彩られています。
しかし、日常凄まじい渋滞をしているエリアで大会を開催して大丈夫なんだろうかと心配になります。
アチチの像に到着。(正式名称はPatung Pemuda Membangun)
歩行者天国はここで終了。
約5kmのジョギングを気持ち良くジョギングできました!
カーフリーデーは朝6時から11時までですが、ジョギングするなら早い時間がオススメ。
比較的涼しい中で走れることと、時間が遅くなると混雑してきてしまい、ジョギングというよりウォーキングになってしまうそうです。
また、今回は南側だけでしたが、もっと北側に行くと仮装などのパフォーマンスをしている人がいたり、もっと沢山の屋台が出ていたりしてにぎわっているとのこと。
ジョギングなどの運動をしない方でも、イベントとして楽しめる機会になっています。
運動する人もしない人も、ジャカルタの日曜の朝を楽しむことができるカーフリーデー。
週末をジャカルタで過ごすなら、一度参加してみる価値のあるイベントです!
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