格安SIMを活用して家計の中の固定費を削減しよう!~年間5万円以上の節約も可能になる手軽な方法~
豊かな人生にお金は必要不可欠。
使えるお金を最も手軽に増やす方法があります。
それが節約です。
お金を稼ぐ金額を増やすのは大変ですが、節約なら一瞬で使えるお金を増やすことができます。
無理やり節約すると精神的に大変ですが、無理なく節約できる内容ならば負担はほとんど感じません。
無理のない内容で、大きく節約できるものの一つがスマホ代。
格安SIMにするだけで、毎月のスマホ代が数千円も安くなる場合がほとんど。
そして、一度格安SIMに変更してしまえば、毎月安くスマホを使うことができる。
プランによっては年間5万円以上節約できることも十分あり得ます。
格安SIMに変更するだけで、使えるお金が年間5万円以上も増える。
これほど簡単にお金が増えるのなら、やらない手はありません。
とはいえ、こんな不安や疑問もあることでしょう。
格安SIMに対する不安や疑問
・通信速度が安定しないのではないか。
・安くはなっても不便になるのではないか。
・格安SIMに乗り換える方法は難しいのではないか。
・通話料金が高くついてしまって結局安くならないのでは。
この記事を読めば、これらの不安や疑問を解消できる内容になっています。
僕自身は23年間ドコモを利用し、月額1万円を超えるような時もあったほど高額のスマホ代を支払っていました。
これを格安SIMに変えることで、現在では月額1,265円(税込)のプランで問題なくスマホを利用できています。
(ちなみにデータ通信量は月30GB以上。多い日は1日に2GB以上も使っています。)
スマホ代という毎月の固定費は、格安SIMに変えるだけで一気に安くなります。
節約できた分のお金を、あなたの人生を豊かに彩ることに活用出来たら幸いです。
それでは格安SIMによって家計の中の固定費を削減することについて詳しく紹介していきます。
格安SIMによる固定費削減の効果:年間5~10万円節約できる場合あり!
格安SIMなら一度契約を見直すだけで大きく節約できる
節約の中でも、格安SIMに変更することは最も簡単の方法の一つ。
なぜなら、格安SIMに一度契約を変更してしまえば、あとは何の手間もかからず節約できるから。
下記のような節約をすると辛く厳しく感じるもの。
辛く厳しい節約の例
・こまめに電気を切る
・エアコンをできるだけ使わない
・毎日安いスーパーで食材を買う
・外食は極力控える
等々
毎日毎日、自分の意志の力を使って行う節約はしんどい。
しんどい節約だから多くの方が継続することができないんです。
たとえ、節約を継続できたとしても、ガマンにガマンを重ねることで、心が寂しくなってしまう。
節約は心豊かに楽しみながら行うものだと僕は考えています。
格安SIMでの節約なら、契約さえ完了すれば、あとは無理やりガマンするようなことはありません。
普通にスマホを使っているだけで、月額数千円も節約できる。
格安SIMなら無理なく簡単に節約を継続できるんです。
格安SIMおすすめプラン2つを紹介
イチオシは僕自身も利用している「楽天モバイル×mineo併用プラン」です。
中速データ通信実質使い放題、通話も使いたい放題。
それでいて月額はたったの1,265円(税込)と格安です!
もう一つのプランは楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」です。
データ通信量が月1GB以下の少ない方なら、なんと無料でスマホを持つことが可能。
月3GB以下なら1,078円(税込)と、先ほど紹介した「楽天モバイル×mineo併用プラン」の1,265円(税込)よりも安く利用できます。
3大キャリアから格安SIMに変えれば節約効果は絶大
スマホで最も高額なのは3大キャリアを利用しているとき。
3大キャリアとは
ドコモ、ソフトバンク、auの3社のこと。
各社ともに自社で通信回線網を設置しています。
基本的に格安SIM各社は3大キャリアの回線を借りて通信を行っている。
2019年にソニー生命が全国のスマートフォンを使用している20歳~69歳の男女1,000名に対して行ったアンケートの結果によると、三大キャリアと格安SIMを利用してる方の毎月の利用料金の平均は次の通り。
三大キャリア:月額7,516円
格安SIM :月額2,830円
差額 :月額4,686円
このように格安SIMユーザーの方が三大キャリアよりも月4,686円も安くスマホを利用できているんです。
1年間での金額にすると
4,696円×12ヶ月=56,352円
このように、格安SIMのほうが年間で5万円以上もお得になります。
2022年2月現在の三大キャリアのプランと格安SIMおすすめのプランで、データ通信・通話共に無制限の内容で比較すると次の表の通り。(太字が格安SIM、細字が三大キャリア)
~データ通信・通話無制限での月額比較(税込)~
プラン | データ通信料 | 通話料 | 合計 | 楽天モバイル×mineoとの差 |
楽天モバイル×mineo | 1,265円 | 0円 | 1,265円 | - |
楽天モバイル | 3,278円 | 0円 | 3,278円 | +2,013円 |
ドコモ ギガホプレミア+かけ放題 | 7,205円 | 1,870円 | 9,075円 | +7,810円 |
SoftBank メリハリ無制限+国内通話無料 | 7,238円 | 1,980円 | 9,218円 | +7,953円 |
au 使い放題MAX+国内通話無料 | 7,238円 | 1,980円 | 9,218円 | +7,953円 |
格安SIMの「楽天モバイル×mineo併用プラン」と三大キャリアを比較すると月額で8,000円もの差になります。
一番安い「楽天モバイル×mineo併用プラン」と一番高いSoftBankとauのプランで年間の利用料金の差を比較してみます。
表より月の差額は7,953円なので、
7,953円×12ヶ月=95,436円
このように年間で10万円近くも支払額に差が出てしまいます。
格安SIMにするだけで10万円もお得になるのなら変更する価値がある。
しかも一度変更を完了したら、後は何もしなくていいので簡単です。
プランを見直さなければ大損!思い立ったら即行動しよう
格安SIMに変更するだけで、かなりスマホがお得に使えるのがわかったと思います。
でも、
「手続きするのめんどくさいな~」
「今忙しいから来月からにしよう」
なんていう考えが出てくるかもしれません。
とはいえ後回しにすると、ついつい忘れてしまうのが人間。
格安SIMに変更したら月5,000円お得になるとすると、一ヶ月、二ヶ月とあっという間に過ぎていき、簡単に万単位のお金を損してしまいます。
思い立ったが吉日。
即契約変更とまではいかなくても、格安SIMの調査など、少しで良いから行動を起こしましょう。
その行動が呼び水となって、格安SIMへの切り替えに向けて勢いがつきます。
あなたの貴重なお金を無駄にしないためにも、少しでいいから行動を起こしてみてくださいね。
格安SIMのメリット
格安SIMはなんといっても月額が安い!これが一番のメリット
今までのスマホ代は高すぎた。
三大キャリアが当たり前だと思っていると、スマホ料金が月額が8,000円を超えたとして普通に受け入れてしまうかもしれません。
ところが格安SIMなら月額1,000円、2,000円での利用は当たり前。
楽天モバイルのように通信量1GB以下なら無料でスマホが使えてしまうプランがあります。
この利用料金の圧倒的な安さが格安SIM最大のメリットです。
格安SIMは使用中の端末をそのまま使える
格安SIMに変更するからといって、スマホまで変更する必要はありません。
基本的に今使ってる端末は格安SIMでそのまま使うことができます。
端末をそのまま使うのに2つのパターンがあります。
使用してる端末を格安SIMに変更する2つのパターン
・SIMフリー端末の場合
今のキャリアを解約して、格安SIMと契約すればOK
・SIMフリー端末ではない場合
今のキャリアにSIMロックを解除してもらってから格安SIMと契約する
SIMフリー端末の場合は特に費用が発生することなく自分のスマホを格安SIMで使用することができます。
一方、SIMフリー端末ではない場合は費用が発生する場合があります。
例としてdocomoのSIMロック解除手数料は次の通り。(条件の詳細は省略)
docomoの場合のSIMロック解除手数料(概要)
・パソコン、スマホからの申し込み(My docomo)→無料
・電話での申し込み→3,300円(税込)
・ドコモショップでの申し込み→3,300円(税込)
このように条件によって3,300円の手数料が発生。
auもSoftBankも同様に、条件によっては3,300円の手数料が発生します。
SIMロック解除手数料よりも節約効果の方が圧倒的に高い
手数料をとられると損するようなイメージがありますが、格安SIMに変更した方が圧倒的にお得。
先ほど紹介したソニー生命のアンケートでは、三大キャリアと格安SIMの月額の差は4,686円。
わずか1ヶ月でSIMロック解除手数料による出費は回収できます。
格安SIMは料金体系がシンプルでわかりやすい
三大キャリアの料金体系は複雑。
家族割・セット割・カード支払割、さらに数々のオプション…
何をどう組み合わせるのが自分に合っているのか、色々ありすぎて訳が分からなくなってくる。
ウェブサイトで自分に合ったプランをシミュレーションすることができますが、逆にシミュレーションしなければならないほどわかりにくいということ。
これに対して格安SIMの料金体系はシンプルでわかりやすいものが多い。
格安SIMの料金体系はシンプル
「音声通話SIM」か「データSIM」かを選択する
音声通話SIM:電話での通話とデータ通信の両方を利用する
データSIM :データ通信のみを利用する
どの回線を利用するかを選択する
docomo・au・SoftBankのどの回線を利用するかを選択する
使用するデータ量を決める
1GB・3GBなど格安SIM各社が用意しているデータ量から選択する
基本的に上記3点を選択すれば料金が決まります。
楽天モバイルに至っては、たったワンプランで使い方に合わせて料金が決まるというシンプルさ。
使ったデータ量で料金が決まるし、最大でも月額3,278円までとわかりやすい。
格安SIMなら、複雑なことを考えずにプランを選択することができる。
シンプルなプラン選択で月額が決まるので簡単です。
格安SIMは自分のデータ通信量と通話量に合わせてプランを選ぶだけ
自分のデータ通信量に合ったプランを選ぶ。
長電話が多いなら通話無制限のプラン。
通話が5分以下なら5分かけ放題のプランを選ぶ。
このように自分の使い方に合わせて決められるので簡単です。
格安SIMはデータ容量の変更やシェアができる
格安SIMなら翌月のプラン変更も簡単。
自分の使い方に合わせて、都度データ容量の変更ができます。
mineoのように専用アプリを用意しているところもあり、アプリから簡単にプラン変更可能です。
またデータ量をシェアできる通信業者もあります。
mineoの「フリータンク」のように自分の余ったパケットをみんなにシェアしたり、足りない時に分けてもらったりと、データ容量をシェアして助け合うこともできます。
格安SIMのデメリット
通信速度が不安定なときがある
格安SIMは通信速度が不安定な時があります。
その理由は、使用できる回線の量にある。
格安SIMでは、三大キャリアから借りている回線の量を利用者が分け合って使っています。
だから利用者が多ければ多いほど、一人当たりが使える量が減ってしまい通信速度が落ちてくるんです。
通信速度が落ちる例
都市部、駅構内など人が集中するエリア
スマホ利用者集まるため、ネットワークへのアクセスが集中して通信速度が落ちやすい
スマホ利用者が増える時間帯
朝夕の通勤・通学時間、昼休み、夜間は利用者が集中するため通信速度が遅くなりやすい
とはいえ、高画質の動画視聴など大量のデータ通信でなければ、ほとんど問題なく利用できます。
例えばYoutubeの動画なら画質を自動選択にしておけば、普通に再生できることでしょう。
Wi-Fi環境が使える方なら、大量のデータ通信が必要なときはWi-Fiを利用するなどと使い分けすることもできます。
基本的に通話料金が高い
格安SIMには、三大キャリアのように家族間通話無料等のサービスは基本的にありません。
そのため、通話料が高いというイメージを持たれる方が多いようです。
実際のところ、格安SIMには様々な通話プランがあり、三大キャリアより高いというわけではありません。
格安SIMの通話プランの例
・10分かけ放題(Y!mobile770円 UQmobile770円など)
・月60分までかけ放題(UQmobile550円 BIGLOBEmobile660円など)
・かけ放題(UQmobile1,870円 OCNモバイルONE1,460円など)
・専用アプリによる通話(楽天モバイル0円など)
等々
また三大キャリアと格安SIMのどちらでも、通話プランの申し込みなく普通に使えば税込22円/30秒の通話料がかかる。
通話プランや専用アプリを使うことで、格安SIMで三大キャリアよりも通話料を抑えるのは可能です。
アプリの活用で無料通話することも可能
通話品質は多少落ちますが、楽天モバイルのRakutenLinkアプリを使えば、無料で通話かけ放題にすることもできます。
またLINEやFaceTimeなどを使って無料通話することも可能。
標準の通話アプリにこだわらなければ、無料で電話を使うことができます。
キャリアメールが使えない
格安SIMではキャリアメールが使えません。
キャリアメールとは
大手キャリアが提供しているメールアドレスのこと。
ドコモなら「@docomo.ne.jp」
auなら「@ezweb.ne.jp/@au.com」
ソフトバンクなら「@softbank.ne.jp」
これらのアドレスは格安SIMに変更したら使うことができなくなります。
昔はキャリアメールが使えないと困りましたが、今はGmailなどのフリーメールが充実。
特に不自由することなくメールを使うことができます。
僕自身23年使っていたドコモのキャリアメールからGmailに切り替えました。
今のところ特に問題が発生することなく利用できています。
また、切り替えの際に不要なメルマガなどを解除することができ、かえって快適にメールが使えるようになりました。
キャリア決済が使えない
格安SIMに変更すると、一部を除きキャリア決済が使えなくなります。
キャリア決済とは
各携帯キャリアのIDとパスワード認証を利用し、ネットや店舗で購入した商品の代金を携帯電話料金と合算して支払うことができるサービスのこと。
各キャリアによって次のようなサービス名になっています。
・docomo:docomo払い
・au:auかんたん決済
・ソフトバンク:ソフトバンクまとめて支払い
キャリア決済が使えなくても、他の支払方法を選べばよいだけなので困る方は少ないと思います。
ただし、わずかではありますがキャリア決済でなければ支払いができないサービスもあります。
キャリア決済を利用している方は、格安SIMへの切り替え前に問題ないか確認することをおすすめします。
また格安SIMの中でもキャリア決済に対応しているものもあります。
キャリア決済に対応している格安SIM
・Y!mobile
・UQmobile
(楽天モバイル・mineoはGooglePlayのみ対応)
LINEのID検索・電話番号検索ができない
LINEのID検索・電話番号検索はLINEとの連携が必要。
三大キャリアなどはLINEと連携しているためID検索・電話番号検索ができるようになっています。
格安SIMのほとんどは、この連携ができていない。
そのためID検索と電話番号検索ができないんです。
とはいえ、LINEはQRコードを読み取ることで友達に追加できます。
LINEのID検索・電話番号検索ができないからといって、年間5万円も節約できる可能性がある格安SIMへの切り替えをやめるのはもったいないといえるでしょう。
一部の格安SIMはLINEの年齢確認に対応している
IIJmio、mineo、イオンモバイルなど、一部の格安SIMはLINEの年齢確認に対応しています。
ID検索・電話番号検索が必須の場合は、これらの格安SIMを選択するという方法もあります。
使える端末が限定される
格安SIMに対応している端末は、三大キャリアと比べると少ないのが現状です。
どうしても使いたい端末がある場合は、申し込みたい格安SIMが対応している端末か確認しましょう。
とはいえ、iPhoneなどメジャーなスマホに対応している格安SIMは多いので、よほどの事情がなければ問題なく格安SIMを利用することができるでしょう。
実店舗がない場合がある
格安SIMはお客様に安くサービスを提供するために、無駄な経費を抑えています。
そのため実店舗がない格安SIMは多い。
格安SIMは自分でスマホが使えるように設定をする必要があります。
スマホの設定などを行うのが苦手な方は、実店舗がない格安SIMはおすすめできません。
ただし、店舗を構えている格安SIMもあります。
店舗がある格安SIMならスタッフが丁寧に対応してくれるので、スマホの設定が苦手な方でも安心です。
実店舗がある格安SIMの例
楽天モバイル/mineo/UQmobile/Y!mobile/イオンモバイルなど
契約事務手数料等が必要
格安SIMへの乗り換えや新規契約時に多少費用が発生します。
発生する費用の例
・契約事務手数料:3,000円程度
・SIMカード発行手数料:400円程度
など
これらのように数千円の初期費用がかかる場合があります。
とはいえ、数千円程度の出費であれば三大キャリアからの切り替えによる固定費削減で、1ヶ月やそこらで回収できてしまうことでしょう。
また格安SIMは、契約時にポイントやキャッシュバックなどの特典を設けているところが多い。
格安SIM契約時の特典では、初期費用の元がとれるどころかおつりがもらえる場合もあるので、初期費用についてはあまり心配しなくてもよいでしょう。
格安SIMを活用して家計の中の固定費を削減しよう:まとめ
スマホを格安SIMにすることで、年間5万円の節約をするのも夢ではありません。
僕のように月1万円を超えるようなスマホ代を支払っていた方なら、年間10万円の節約も可能。
最初の契約とスマホの設定さえ完了してしまえば、あとは何もしなくても節約できるので簡単です。
毎月の固定費を抑え、人生を豊かにすることにお金を使いましょう。
格安SIMにすることで、あなたの人生が豊かになることのお役に立てたら幸いです。