楽天モバイルのメリット・デメリットを実体験を踏まえて紹介~無料から使える使い勝手とコスパ抜群のスマホプラン~
2022年7月1日より、楽天モバイルの料金プランが「Rakuten UN-LIMIT VII」に変更。
楽天モバイルの最低利用料金0円がなくなり、最低でも1,078円となりました。
自分の持てるお金を有効に活用していくためには、無駄な固定費は抑えたい。
固定費の中でもスマホにかかる費用は高額になりがち。
とはいえデータ通信の上限がある安いプランでは、残量が気になったり、超過したら速度制限がかかるなど使い勝手が悪すぎる。
スマホの問題点である高い固定費を抑え、使い勝手が良いプラン。
それを実現しているのが楽天モバイルのRakuten UN-LIMITⅥです。
楽天モバイルなら、データ通信も通話も使い放題!
データ通信量が月1GB以下なら無料。
20GB以上使っても月額3,278円(税込)という低コストでスマホが利用できるんです。
しかもプランはたった一つというシンプルさ。
自分の利用状況に合わせてプランを選ぶわずらわしさはありません。
楽天モバイルが、いくら使い勝手が良いプランとはいえ、こんな不安や疑問がでてきませんか。
楽天モバイルに対する不安や疑問
・データ通信や通話がつながりにくいのでは?
・地方など主要な都市以外の地域では全く使えないのでは?
・地下や建物の中でもちゃんとつながるの?
・使い放題といいながら何か制限があるのではないか。
・自分のスマホでも利用できるのか?
この記事を読めば、これらの不安や疑問が解消できる内容になっています。
①楽天モバイルの内容
②楽天モバイルの実用性
③楽天モバイルのメリット・デメリット
④楽天モバイル申込・設定方法の手順
僕自身、2021年までdocomoを23年間愛用していましたが、2021年に楽天モバイルに乗り換え。
月間30GBを超える量のデータ通信を行っていますが、問題なく使えています。
さらには仙台・埼玉・東京・千葉・名古屋・京都・広島という幅広い地域、その間の新幹線移動等で実際の使い勝手を体感。
楽天モバイルのメリットとデメリットを存分に味わうことで、楽天モバイルが快適に利用できる人、逆に向いていない人の条件が明確になりました。
その経験も踏まえて楽天モバイルについて詳しく紹介しています。
僕自身は楽天モバイルから楽天モバイル×mineo併用プランに切り替えています
楽天モバイル単体でも使い勝手は良かった。
多くの方にとって最適なプランになると確信しています。
(どんな方に向いているかは、この記事の中で紹介しています。)
ただ、僕の利用状況では1つ問題があったため楽天モバイル×mineo併用プランに切り替えました。
僕は仕事上、新幹線での移動が多く、移動時間はデータ通信を多用して作業をしています。
楽天モバイル単体では移動中にデータ通信ができなくなり、作業できない時間ができてしまう。
この対策として楽天モバイル×mineo併用プランを切り替えました。
楽天モバイルを活用することで、無駄な固定費を抑え、ストレスのないスマホライフが楽しめるお役に立てたら幸いです。
目次
楽天モバイルの特徴
楽天モバイルの特徴
すべての人に最適なワンプラン~Rakuten UN-LIMIT Ⅵ~
・利用する人の使い方に合わせて料金が決まるので、誰にとってもお得にスマホが利用できる。
高速データ通信が無制限で使い放題
・楽天回線エリアなら高速データ通信を無制限で利用できる。
Rakuten Linkアプリにより国内通話が無料で使い放題
・楽天モバイルはRakuten Linkアプリの無料通話のみで使用する。
すべての人に最適なワンプラン~Rakuten UN-LIMIT Ⅵ~
楽天モバイルのプランは「Rakuten UN-LIMITⅥ」の一つのみ。
利用する方の使い方に合わせて料金が決まるので、誰にとってもお得にスマホが利用できます。
(画像は楽天モバイルの公式サイトから引用)
下図のようにデータ通信の使用量に合わせて毎月の料金が決まります。
(画像は楽天モバイルの公式サイトから引用)
データ通信をほとんど使わなければ無料でスマホを利用できる
データ通信を大量に使っても月額たったの3,278円(税込)
このようにRakuten UN-LIMIT Ⅵなら、データ通信の使用量が少ない方にも、大量にデータ通信する方にもお得なプランになっているんです。
高速データ通信が無制限で使い放題
楽天モバイルなら、データ通信が20GBを超えても月額3,278円(税込)で無制限に利用できる。
(画像は楽天モバイルの公式サイトから引用)
ドコモ、au、ソフトバンクといった3大キャリアのデータ無制限のプランは7,000円を超えるほど高額。
また上限を設けることで月額を安くするプランは、上限を超えた時点で速度制限がかかって使い物にならなくなってしまう。
楽天モバイルならわずか3,000円程度で無制限に高速データ通信が利用できるので、高い固定費やデータ通信の残量を気にする必要がありません。
Rakuten Linkアプリにより国内通話が無料で使い放題
通常、電話を使うには料金が発生するもの。
楽天モバイルなら、Rakuten Linkアプリを使うことで国内通話が無料で使い放題。
他社が提供する通話かけ放題のプランは1,000円~2,000円程度はします。
これが無料になるので、電話をよく使う方なら電話にかかる固定費を大きく削減できます。
iOS標準の電話アプリを使用しないように注意
無料で通話できるのはRakuten Linkアプリを使用した通話のみ。
例えばiPhoneの場合、iOS標準の電話アプリ(緑の背景に白い受話器のアイコン)で通話すると通話料金が発生します。(税込22円/30秒)
特に注意が必要なのが着信に折り返す時。
そのまま折り返すとiOS標準の電話アプリを使用してしまいます。
必ずRakuten Linkアプリから電話をかけるようにしてください。
楽天モバイルのメリット
メリット①:高速データ通信無制限・国内通話かけ放題でコストパフォーマンスが高い
楽天モバイルの、高速データ通信無制限・国内通話かけ放題が月額3,278円(税込)で利用できるという圧倒的なコストパフォーマンスの高さは最大のメリットです。
3大キャリアと比較すると、なんと月額で6,000円近くも安いんです。
~データ通信・通話無制限での月額比較(税込)~
プラン | データ通信料 | 通話料 | 合計 | 楽天モバイルとの差 |
楽天モバイル | 3,278円 | 0円 | 3,278円 | - |
ドコモ ギガホプレミア+かけ放題 | 7,205円 | 1,870円 | 9,075円 | +5,797円 |
SoftBank メリハリ無制限+国内通話無料 | 7,238円 | 1,980円 | 9,218円 | +5,940円 |
au 使い放題MAX+国内通話無料 | 7,238円 | 1,980円 | 9,218円 | +5,940円 |
3大キャリアが提供しているリーズナブルなプランとも比較してみましょう。
ahamo(ドコモ)、LINEMO(ソフトバンク)、povo2.0(KDDI)は高速データの容量が無制限ではありません。
そこで、データ容量を20GB、通話を無制限のプランにした場合で比較します。
~データ通信・通話無制限での月額比較(税込)~
プラン | データ通信料(20GB) | 通話料 | 合計 | 楽天モバイルとの差 |
楽天モバイル×mineo | 2,178円 | 0円 | 2,178円 | - |
ahamo(ドコモ)+かけ放題 | 2,970円 | 1,100円 | 4,070円 | +1,892円 |
LINEMO(ソフトバンク)+通話定額 | 2,480円 | 1,650円 | 4,130円 | +1,952円 |
povo2.0(KDDI)+通話かけ放題 | 2,700円(30日) | 1,650円 | 4,350円 | +2,172円 |
このように3大キャリアのリースナブルなプランと比較しても、楽天モバイルの方が月額で2,000円程度も安いんです。
格安SIMなら楽天モバイルよりも安いプランがありますが、データ通信・通話共に制限があります。
格安SIMの制限
データ使用量を超過すると、128kbps等の低速通信になって使い物にならなる。
通話も1回10分以内の制限や30秒22円かかる等、使い勝手が悪くなってしまう。
毎月の固定費を抑えつつ、高速データ通信も通話も制限を気にせず楽しみたい。
そう考える方にとって、楽天モバイルのコストパフォーマンスはずば抜けて高くなっています。
メリット②:データ通信量が月1GB以下なら無料で使える
Rakuten UN-LIMIT Ⅵは、データ通信をあまり使わない方なら無料でスマホが持てるという革命的なプランです。
例えば、次のような方なら毎月無料でスマホを利用することができます。
スマホでのデータ通信をあまりしない方
自宅にWi-Fiがあるなどで、大量のデータ通信をするときにはWi-Fiを利用する方
ちなみに1GBのデータ通信の目安は次の通り。
データ利用する内容 | 1GBの目安 |
Youtubeの視聴 | 約4時間(標準画質) |
Webサイトの閲覧 | 約3,000ページ |
Web会議 | 約1.7時間 |
音楽ダウンロード | 約250曲 |
この表を見て、
全然こんなに使わないよ〜
と感じるなら、楽天モバイルを利用することで無料でスマホを使えることでしょう。
メリット③:Rakuten Linkアプリを使えば無料で電話が使える
楽天モバイルの「Rakuten Linkアプリ」を使って電話をすれば通話料は無料です。
通話時間の制限はありません。
また海外66の国と地域から日本に電話をする場合も、通話料無料で利用できます。
(Android版のRakuten Linkアプリなら、海外で電話を受ける場合も無料。iPhoneは有料です。)
メリット④:パソコンやiPad等とデザリングができる
楽天モバイルなら、パソコンやiPad等のタブレットをデザリングでネットに接続することができます。(デザリング対応機種のスマホの場合)
パソコンのためにポケットWi-Fiを用意したり、タブレットのデータ通信契約を個別にする必要はありません。
デザリング利用料金は無料。
デザリングの活用により、データ通信料の削減をすることができます。
メリット⑤:Web申込が苦手なら実店舗で申し込み可能
Webで申し込みするのがどうしても苦手なんです。
そんな方にとってWebから申し込みするのは大変。
特に格安SIMを提供している会社は、サービスを安く提供するために店舗をあまり持たないようにしています。
でも楽天モバイルなら大丈夫。
楽天モバイルは実店舗で申し込みすることができるんです。
これならWebでの申し込みが苦手な方でも安心です。
お近くに店舗があるかどうかは、楽天モバイルの公式サイトから確認できます。
楽天モバイル店舗で直接申し込みすれば、スタッフが契約完了までしっかりサポートしてくれるので安心です。
またWebでの申し込みについては、この記事の後半でわかりやすく解説しています。
お近くに店舗がないとか、店舗に行く時間がない方は参考にしてください。
メリット⑥:いつでも無料で解約可能
楽天モバイルは、やめたくなったらいつでも無料で解約できます。
以前の3大キャリアのように、
2年縛りで違約金1万円
というようなことはありません。
変化の激しいスマホの業界。
今後もっと良いプランが出てくるかもしれません。
そんな時、楽天モバイルなら、いつでも無料で解約できるので安心です。
メリット⑦:楽天のSPUが+1倍
楽天モバイルを契約していれば、楽天のSPU(スーパーポイントアッププログラム)が+1倍。
楽天市場や楽天ふるさと納税でポイントが1.0%多くもらえるようになるんです。
楽天のSPUを活用し、有効にポイントを使えば、生活費をグッと抑えることができる。
楽天モバイルで固定費が下がる上、さらに生活費まで下げることができて超お得です。
メリット⑧:海外で2GBまでデータ通信無料(世界66の国と地域)
楽天モバイルは海外で2GBまでデータ通信が無料。
これは国内のデータ通信量とは別なので、国内での利用量を気にする必要はありません。
世界66もの国や地域で利用することができます。
↓対応エリアについては公式サイトのこちらのページで紹介されています。
楽天モバイル 海外ローミング 対応エリア・料金短期間の海外旅行であれば、Wi-Fiルーターをレンタルしなくても現地でデータ通信を利用することができます。
データ容量は1GB500円で追加できる
海外でのデータ通信は2GBを超えると128kbpsに制限されます。
もっと高速通信を利用したい場合は、1GB500円でチャージすることができます。
楽天モバイルのデメリット
デメリット①:データ通信できないエリアが3大キャリアよりも多い
楽天モバイルは自社で回線を提供しており、3大キャリアと比べるとまだ通信できないエリアが多い。
通信が安定しているエリアで使う分には問題ありませんが、電車での移動中などには通信がつながらなくなることも多い。
またプラチナバンドではないため、地下や建物内でつながりにくいという弱点がある。
プラチナバンドとは
700MHzから900MHzの周波数帯で、特に携帯電話の利用に適している。
3大キャリアはこの周波数帯を利用しているので非常につながりやすい。
プラチナバンドは、すでに多くの事業者に割り当てられていて空きがない状態。
そのため後発の楽天モバイルはプラチナバンドを割り当てられていない。
移動中にデータ通信をガンガン使う方や、地下や大きな建物の中での利用が多い方はストレスを感じることでしょう。
とはいえ、楽天モバイルの人口カバー率は2022年2月4日時点で96%を突破。
(画像は楽天モバイルの公式サイトより引用)
僕自身日本全国を移動しながら利用しましたが、大抵の場所では問題なく通信できています。
移動中や、地下・大きな建物の中での利用が少ない方にはあまり問題にならないことでしょう。
デメリット②:通話品質は通常の電話よりも落ちる
通話を無料にするためにはRakutenLinkアプリを使用します。
ただしRakuten Linkアプリでは、通常の通話よりも通話品質は落ちてしまいます。
ちょっと聞き取りづらい時があったり、音声が乱れることがあるんです。
とはいえ、普通通話にはお金がかかるもの。
それが無料で通話できると思えば、多少通話品質が悪くても気にならないものです。
通話は本来無料ではない
通常は税込22円/30秒など、通話にはお金がかかります。
専用アプリで半額、2,000円弱のかけ放題プランに加入など、安くする方法はあれどお金はかかる。
この通話料がRakuten Linkアプリを使えば無料になるのは大きい。
また、Rakuten Linkアプリでうまく通話できない時は、LINEやFacetimeなど無料通話ができるアプリを使う方法もあります。
デメリット③:データ通信量が多いならもっと安いプランがある
データの通信量は多いが、高速通信はさほど必要ない。
そんな方にとって、楽天モバイルの高速通信はオーバースペック。
中速通信でも大抵のデータ通信は問題なく利用できます。
中速通信で利用できる内容
・Webサイトの閲覧
・Youtube、Amazonプライムビデオなどの動画視聴
・TwitterなどのSNS利用
・地図アプリの利用
・メールの送受信
等々
僕自身、通信速度が1.5Mbpsであるmineoの中速通信を利用。
上記の内容で、ほぼ問題なく使えています。
データ容量の大きい画像が多いWebサイトなど、たまに遅さを感じることはありますが、ストレスを感じるほどではありません。
中速通信で十分満足できる使い方の人には、楽天モバイルよりも安いプランがあります。
それは、楽天モバイル×mineoの併用プランです。
月額1,265円(税込)でデータ通信実質無制限、通話し放題にすることができます。
僕自身、データ通信は中速で十分ということがわかり、楽天モバイル単体から楽天モバイル×mineoの併用プランに変更しています。
楽天モバイル×mineoの併用プランについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
楽天モバイルの実用性は?実際の体験談を紹介
結論:楽天モバイルの実用性は十分!ただし条件あり
実際に楽天モバイルを利用してみて、十分実用性があることが確認できました。
僕の利用してきた内容は次の通り。
僕の主なスマホの利用内容
・ウェブサイトでの情報収集
・Twitter等のSNSで情報発信
・YouTubeの動画による情報収集
・デザリングによりパソコンでブログ作成作業
・上記作業を自宅、カフェ、新幹線などでの移動中に実施
上記のような内容で楽天モバイルを利用し、多少使い勝手が悪い部分はあるものの問題なく使えていました。
使い勝手が悪い部分を許容できるかが、楽天モバイルがあなたにとって最適なプランかどうかの条件になります。
ほとんどの場所で通信が安定 一部通信できないエリアあり
僕自身がドコモから楽天モバイルに切り替える時に不安だったのが通信エリア。
通信エリアに不安があった理由
・ブログやSNSでつながりにくいという情報をよく見かけた
・僕自身が出張などによる移動が多く、どこでもつながるかが不安だった
この通信エリアへの不安は実際に使ってみることでほぼ解消できました。
日本全国ほとんどの場所で問題なく高速通信を利用できたからです。
僕が楽天モバイルを利用した地域
宮城、埼玉、東京、千葉、愛知、広島
この地域間の新幹線・自動車での移動
上記の都市部から外れた地域でも、楽天回線で高速データ通信を行うことができました。
ただし、一部通信できないエリアがあったのは事実。
通信できないことが多かったエリア
ビルの地下や地下街
窓の少ない大きな建物の中(大型スーパーやホームセンター、デパート等)
新幹線移動中のトンネル・東京駅〜上野間の地下などの一部区間
地下鉄
在来線(東京近郊)の特定地域
高速道路の一部地域
僕は新幹線での移動中などにブログ作業でデータ通信を多用するので、この点では少し問題がありました。
(そのため楽天モバイル×mineo併用プランに切り替えた。)
とはいえ、それ以外では全国各地で安定した高速通信が利用できたので実用性は十分あります。
移動中や地下などでデータ通信を多用するのでなければ、多くの方にとっては快適に利用できることでしょう。
Rakuten Linkアプリによる通話品質は慣れたら気にならない
Rakuten Linkアプリによる通話品質は、標準の通話アプリと比べると若干落ちます。
また、地下や大きな建物の中などのデータ通信できないエリアに行くと、通話もできなくなってしまいます。
このように問題はあるものの、何といっても無料で国内通話し放題。
通話品質もトラブルも、慣れたら全く気にならなくなりました。
Rakuten LinkアプリはBluetooth機器には対応していない
僕はドコモを利用している時、たまにAirPodsProで通話していました。
しかし、Rakuten LinkアプリはBluetooth機器に対応していないため使えなくなりました。
僕自身はあまり不便さを感じていませんが、Bluetooth機器が必須の方は標準の電話アプリを使う必要があります。
10分通話かけ放題(税込1,100円/月)の申し込みなどを含めて、楽天モバイルの採用を検討したほうがよいでしょう。
楽天モバイル申込前の注意事項
注意事項①:楽天モバイル対応のスマホを用意しよう
楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT Ⅵの機能をすべて利用するには、楽天モバイルが対応しているスマホを利用する必要があります。
お手持ちのスマホを使うにしても、新規に購入する場合でも、楽天モバイルで使うスマホが対応機種であるかを事前に確認しておきましょう。
下記は対応機種を確認できる公式サイトのリンクです。
こちらからご確認ください。
楽天モバイル お手持ちの機種の対応確認 楽天モバイル 対応製品注意事項②:楽天モバイルにはデータ通信できないエリアがある
楽天モバイルは、地下・大きな建物の中などデータ通信が苦手なエリアがあります。
あなたがスマホをメインで利用する場所が、楽天モバイルがデータ通信苦手なエリアだと、使い勝手が非常に悪くなってしまうので注意が必要です。
使い勝手を改善したい場合は、僕のように楽天モバイル×mineoの併用プランにするのも選択肢の一つです。
楽天モバイル×mineoの併用プランなら月額1,265円(税込)で中速通信使い放題・通話し放題にすることができます。
注意事項③:Rakuten Linkの通話アプリが上手く動作しない場合あり
Rakuten Linkアプリがうまく動作せず通話ができない場合があります。
Rakuten Linkアプリがうまく動作しない例
・電話をかけてもつながらない。つながってもすぐに切れてしまう。
・電話の着信ができない
僕自身もこのような状態になりました。
幸いRakuten Linkアプリをログアウトして、ログインし直すなどの方法で通話できるようになりましたが、このような不具合が起こりえるということは理解しておいてください。
Rakuten Linkアプリ 通話不具合発生時の対応
Rakuten Linkアプリでの通話ができる状態を確立しても、突然電話できなくなることがあります。
そんな時、状況を改善できた方法は次の通り。
・Rakuten Linkアプリをログアウトして、ログインし直す。
・Rakuten Linkアプリを最新版にアップデート。
・スマホの再起動。
・Rakuten Linkアプリの再インストール
Rakuten Linkアプリのアンインストールは必ずログアウトしてから行ってください。
(必ず通話できるようになるという保証はできません)
他の無料通話アプリを利用するか、標準の通話アプリで有料通話をするという対応もできます。
どうしても使い勝手が悪い場合は解約するのもありです。
楽天モバイルは解約しやすい
解約時に違約金などは発生しません。
使い勝手が合わなければ、気軽に解約することができます。
注意事項④:電話をかける時は必ずRakutenLinkアプリを使用すること
楽天モバイルで通話料無料なのは、あくまでRakuten Linkアプリを使うから。
スマホに最初からインストールされているOS標準の電話アプリを使ってしまうと通話料は有料になってしまうので注意してください。
折り返しの電話をするときは要注意
着信の履歴はOSの標準アプリにも残ります。
特にiOSの場合、相手がRakuten Linkアプリを使用していないと、着信履歴はOS標準のアプリにしか残りません。
OS標準アプリから折り返しで電話してしまうと通話料が有料になってしまいます。
無料通話をする場合は、Rakuten Linkアプリから折り返しの電話をするようにしてください。
楽天モバイルが向いている人
生活圏が楽天回線エリアの方
楽天モバイルが向いている人の大前提が、生活圏が楽天回線エリアであることです。
楽天回線の人口カバー率は2021年10月14日時点で94%を突破。
2022年春には人口カバー率96%に到達する予定。
ただし3大キャリアと比べればつながりにくい場所が多いのは事実。
楽天モバイルの利用を検討する場合は、あなたの生活圏が楽天モバイルの回線エリアであることを確認してください。
参考までに僕が、宮城・埼玉・東京・千葉・名古屋・京都・広島などの各地で使ってきた印象を紹介します。
僕が日本全国に移動して楽天モバイルを使った印象
・大抵の場所では通信に問題なし
・地下や窓の少ない大きな建物内では接続できないことが多い
・自宅のマンションでは接続良好
・山間部などあまり人がいないようなエリアでは接続できないことがある
スマホを安く使いたい方(データ通信量が月間1GB以下)
スマホでデータ通信をあまり利用しない方なら、楽天モバイルを無料で利用することができます。
楽天モバイルならデータ通信量1GBまでは無料。
他社はデータ通信量が少なくても、料金はかかってしまいます。
データ通信量が1GB以下の方なら、楽天モバイルにすることで他社よりも1,000円~2,000円近くも安くスマホを使うことができます。
~月額最低料金の比較(税込)(音声通話付き)~
プラン | データ通信料 | 楽天モバイルとの差 | 備考 |
楽天モバイル | 0円(1GBまで) | - | |
Y!mobile | 1,980円(3GBまで) | +1,980円 | |
UQ mobile | 1,628円(3GBまで) | +1,628円 | |
BIGLOBE mobile | 1,078円(1GBまで) | +1,078円 | 1年目は550円 |
mineo | 1,298円(1GBまで) | +1,298円 |
しかも楽天モバイルなら通話にRakuten Linkアプリを使えば電話代も無料。
データ通信も電話も完全に無料にできるんです。
スマホを安く使いたい方(データ通信量が月間3GB以下)
データ通信量が3GB以下の方にとっても楽天モバイルはお得。
人気格安SIM各社と比較すると、楽天モバイルの方が月額で242円~902円も安い。
~データ通信量3GBでの月額料金比較(税込)(音声通話付き)~
プラン | データ通信料 | 楽天モバイルとの差 | 備考 |
楽天モバイル | 1,078円(3GBまで) | - | |
Y!mobile | 1,980円(3GBまで) | +902円 | |
UQ mobile | 1,628円(3GBまで) | +550円 | |
BIGLOBE mobile | 1,320円(3GBまで) | +242円 | 1年目は770円 |
mineo | 1,518円(5GBまで) | +440円 | 3GBまでのプランがないため |
さらに楽天モバイルはRakuten Linkアプリで通話すれば国内通話無料。
他の各社は有料のかけ放題プランの料金や税込22円/30秒を支払う必要があるので、楽天モバイルの安さはさらに際立ってきます。
費用を抑えつつ高速データ通信を大量に使いたい方
楽天モバイルはデータ無制限で高速通信を利用することができます。
同じく無制限でデータ通信できる他社のプランと比較すると、楽天モバイルの方が4,000円近くも安い。
~データ通信無制限での月額比較(税込)~
プラン | データ通信料 | 楽天モバイルとの差 |
楽天モバイル | 3,278円 | - |
ドコモ ギガホプレミア | 7,205円 | +3,927円 |
SoftBank メリハリ無制限 | 7,238円 | +3,960円 |
au 使い放題MAX | 7,238円 | +3,960円 |
高速データ通信の残量を気にすることなくスマホを利用したいなら、楽天モバイルが断然お得です。
国内通話を無料で使いたい方
楽天モバイルはRakuten Linkアプリを使えば無料で国内通話を利用できます。
他社の国内通話無制限のプランは1,100円~1,980円。
楽天モバイルにすれば、国内通話を他社より2,000円近くもお得に利用できます。
~国内通話無制限での月額比較(税込)~
プラン | 通話料 |
楽天モバイル | 0円 |
ドコモ かけ放題 | 1,870円 |
SoftBank 国内通話無料 | 1,980円 |
au 国内通話無料 | 1,980円 |
ahamo(ドコモ)かけ放題 | 1,100円 |
LINEMO(ソフトバンク)通話定額 | 1,650円 |
povo2.0(KDDI)通話かけ放題 | 1,650円 |
楽天モバイルが向いていない人
新幹線や電車などでの移動中にスマホを使う機会が多い人
楽天モバイルはプラチナバンドではないため、たとえ楽天回線エリアであっても通信できないことがある。
実際、新幹線や電車で移動中に通信が切断することはよく起きます。
移動中にストレスなくスマホを利用したいのなら楽天モバイルはおすすめできません。
とはいえ楽天モバイルは月額をかなり安く抑えることができる。
多少使い勝手が悪くなっても気にならないという方ならば、問題なく楽天モバイルを利用できることでしょう。
地下や大きな建物の中でのスマホ利用が多い方
移動中だけでなく、地下や大きな建物の中も楽天モバイルはつながらないことが多い。
これも楽天モバイルがプラチナバンドではないことが原因。
プラチナバンドは次の特徴があるため、建物の奥や地下などでもつながりやすい。
・建物内に浸透しやすい。
・構造物の陰に回り込んで届く。
地下や大きな建物の中でスマホを利用する機会が多いのであれば、楽天モバイルは向いていません。
高品質なデータ通信・通話が最優先の方
データ通信も通話もクオリティの高いものが使いたいのであれば、楽天モバイルよりも3大キャリアがおすすめです。
楽天モバイルは、多少の使いづらさを感じても固定費削減の方が優先という方におすすめできる内容です。
データ通信量が月間20GB以上で月3,278円よりも安く使いたい方
データ通信は大量に使いたい。でもスマホにかかる固定費を月3,278円よりもさらに下げたい。
そんな時は楽天モバイルよりも安く利用できるプランがあります。
月額わずか1,276円でデータ通信実質無制限、通話し放題にできる「楽天モバイル×mineo併用プラン」です。
通信速度は高速ではなく1.5Mbpsの中速通信になりますが、Webサイトの閲覧やYouTubeの視聴などは問題ありません。
楽天モバイル×mineoの併用プランについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
楽天モバイルの申込・設定方法
楽天モバイルの申し込みと設定方法の手順は次の通り。
楽天モバイル 申込・設定手順
①利用するスマホの選定
②楽天モバイルの申込・設定
それぞれについて詳しく紹介していきます。
利用するスマホの選定
楽天モバイルを利用するためには、楽天モバイル対応のスマホである必要があります。
下記は対応機種を確認できる公式サイトのリンクです。
こちらからご確認ください。
楽天モバイル お手持ちの機種の対応確認 楽天モバイル 対応製品楽天モバイルの申込・設定方法
楽天モバイル新規申し込みの場合
ここではWebでの申し込みについて説明します。
わかりやすく説明していますが、Webからの申し込みに不安を感じる方は店舗で申し込むこともできます。
楽天モバイル 店舗検索まず公式サイトにアクセスします。
↓公式サイトはこちら
楽天モバイルの公式サイトが表示されたら、「新規/乗り換え(MVP)お申し込み」をクリック。
様々なキャンペーンが表示されます。
下にスクロールしていきます。
ここでは「楽天モバイルのみ申し込む」をクリックします。
(楽天をよく使う方にはお得なキャンペーンなので、必要な方は同時お申し込みサービスを選択してください。)
Rakuten UN-LIMIT Ⅵの「プランを選択する」をクリック。
(スマホも購入する場合は、右側の欄から製品の選択をしてください。)
カートに「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」が追加されます。
続いてオプションサービスの選択をします。
基本的に全てのオプションサービスは不要。
有料サービスばかりなので、今回の目的である固定費削減につながらなくなってしまいます。
SIMタイプは、あなたが使用するスマホに合わせて選択してください。
eSIM対応のスマホの場合はeSIMを選択すると後日融通が利く
変化が激しいスマホ業界。
楽天モバイルよりも良いプランが出てくる可能性は高い。
すると他社のSIMカードを追加で使うことも想定されます。
楽天モバイルはeSIMを選択し、物理SIMのスロットを空けておくと後日SIMを追加するときに便利です。
(eSIM未対応の格安SIM会社があるため)
SIMの選択をしたら、一番下までスクロールし、右下の「この内容で申し込む」をクリック。
楽天にログインしていない場合はログイン画面が表示されます。
楽天会員の場合はログイン、会員になっていない場合は会員登録してログインしてください。
ログインすると契約者情報の確認画面が表示されます。
氏名・生年月日・住所が正しいことを確認し、チェックを入れると次に進みます。
本人確認の内容が表示されます。
次の3つの方法の中から選択します。
本人確認の方法
・書類画像をアップロードで確認
・AIかんたん本人確認(eKYC)
・受け取り時に自宅で確認
本人確認の方法を選択し、手続きを終えると「電話番号の選択」画面が表示されます。
他社から乗り換えの場合は「対応の乗り換え(MNP)」を選択。
新規の場合は、「選べる電話番号サービス」か「新規電話番号取得」をお好きな方を選択してください。
確定したら「次へ」をクリック。
「受け取りとお支払い方法」の画面が表示されます。
内容を確認しながら下にスクロールしていきます。
支払方法はクレジットカード、口座振替から選択できます。
支払いには楽天ポイントを利用できます。
楽天市場などの利用が多い方なら、ポイントを使うことで実質無料で楽天モバイルを利用することも可能です。
支払いに楽天ポイントを利用したい場合は、自分に合った内容を選択しておきましょう。
「受け取りとお支払い方法」の確認と選択が完了したら、「次へ進む」をクリック。
スマホを申し込んでいない場合は「プランのみが選択されています」と表示されます。
お手持ちのスマホを利用する場合は「この内容で申し込む」をクリック。
(スマホも注文する場合は「製品ページへ進む」をクリックしてください。)
「重要事項説明・利用規約」が表示されます。
「重要事項説明」「帯域制御のための通信に関する情報の取得、利用」「情報提供について」のそれぞれについて同意のチェックボックスをクリックしてチェックを入れます。
全て確認したら「同意して次に進む」をクリック。
これで申し込みは完了です。
商品到着後の利用開始手順については、下記のリンクからマニュアルを確認できます。
楽天モバイル 利用開始手順iPhone、android共に丁寧なマニュアルになっているので安心です。
楽天モバイルは無制限での無料通話ができることもポイントの一つ。
Rakuten Linkアプリのインストールが必須なので忘れないようにしてください。
手順は全てマニュアルに記載されています。
楽天モバイルの解約方法
楽天モバイルはWebで簡単に解約手続きができます。
解約に費用はかからないので、使い勝手が良くなかったり、もっと良いプランが出てきて切り替えたい時などに安心して解約できます。
楽天モバイルは、Webからとアプリからの二つの解約方法があります。
楽天モバイルの公式サイトの解約手順がわかりやすく紹介されています。
楽天モバイル 解約手順楽天モバイルのメリット・デメリット:まとめ
楽天モバイルは、毎月の固定費を大きく節約できる使い勝手の良いプラン。
楽天モバイルの特徴
すべての人に最適なワンプラン~Rakuten UN-LIMIT Ⅵ~
・利用する人の使い方に合わせて料金が決まるので、誰にとってもお得にスマホが利用できる。
高速データ通信が無制限で使い放題
・楽天回線エリアなら高速データ通信を無制限で利用できる。
Rakuten Linkアプリにより国内通話が無料で使い放題
・楽天モバイルはRakuten Linkアプリの無料通話のみで使用する。
楽天モバイルを利用することで得られるメリットはこちら。
①高速データ通信無制限・国内通話かけ放題でコストパフォーマンスが高い
②データ通信量が月1GB以下なら無料で使える
③Rakuten Linkアプリを使えば無料で電話が使える
④パソコンやiPad等とデザリングできる
⑤Web申込が苦手なら実店舗で申し込み可能
⑥いつでも無料で解約可能
⑦楽天のSPUが+1倍
⑧海外で2GBまでデータ通信無料(世界66の国と地域)
一部エリアでデータ通信がつながらない、Rakuten Linkアプリによる通話の質など、多少不便な点はあるものの、Rakuten UN-LIMIT Ⅵのワンプランでデータ通信と通話が使い放題というメリットは大きい。
楽天モバイル。
毎月の固定費を大幅に削減しつつ、制限なくスマホを存分に利用できる使い勝手の良いプランです。
もっとスマホの固定費を抑えたい。
高速通信はなくても大丈夫。
そんな方には楽天モバイル×mineoの併用プランの方が向いているかもしれません。
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