【薬の経路と薬の効果】
キラ
Special Life
薬は病気を治すために使用しますが、副作用を及ぼしてしまうこともあります。
副作用とは、薬を適切に使用したにもかかわらず、薬を飲んだことにより現れた悪い症状(反応)のことをいいます。
どのような薬であっても、少なからず副作用があります。
ですから基本的には薬に頼らず、食生活など生活習慣の改善により健康な状態に持っていくことがオススメですが、どうしても薬の力が必要な場合もあります。
薬を使う必要があるときは、用法や用量を守って副作用を避け、薬の最大の効果を得られるようにしたいものです。
下記にような場合に副作用が起こることが考えられます。
①過剰に服用した場合。
②服用する人の肝臓機能が不十分なため、代謝がうまくいかない場合。
③特異体質の場合。先天的に特定の薬や物質に対して異常な反応を示す場合。
④薬物アレルギーによる場合。特定の薬だけに敏感に反応する場合。
●解熱・鎮痛剤 → 胃腸障害、腎臓・肝臓の障害、アレルギーなど。
●胃腸薬 → 眠気、喉の渇きなど。
●精神安定剤 → ふらつき、めまい、妄想など。
●抗生物質 → 胃腸障害、腎臓障害、アレルギー、難聴など。
薬を服用していて副作用が現れたときには、次のような対処をとってください。
一般用医薬品 → 薬の使用を中止し、かかりつけの医師または薬を購入した薬局や薬店に相談してください。
医療用医薬品 → 現れた症状を処方医に伝えてください。薬の種類によっては突然使用を中止することで症状が悪化することもあるので、自己判断で服用をやめてはいけません。
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