厳美渓〜岩手県一関市にある名勝・天然記念物で絶景の景観を三つの橋から眺める〜
厳美渓
岩手県一関市にある、国の名勝及び天然記念物に指定されている渓谷です。
悠久の時を経て削り、磨かれてきた岩肌や、透明度が高くエメラルドグリーンのような磐井川の水流などの素晴らしい景観を、厳美渓に架かる三つの橋から眺めてきました。
想像以上にダイナミックな景観で感動した厳美渓。
早速紹介していきます。
天工橋(てんぐばし)からの景観と周辺の施設
今回見てきた三つの橋の真ん中に位置する天工橋。
近くに駐車場やおみやげ屋さんがあるので、観光に来た方はまず最初に立ち寄る橋になると思います。
今回車で行きましたが、天工橋正面にある「ガラスパーク」が駐車場無料だったので、利用させていただきました。
天工橋から上流側の眺め。
川幅が狭く、流れが急な箇所があって迫力があります。
空飛ぶだんごで有名なかっこうだんごは天工橋の近くにあります。
こちらの休憩所に、対岸のお店からワイヤーロープを伝ってだんごが飛んできます。
休憩所は常に観光客でにぎわっていました。
かっこうだんごについてはこちらの記事をどうぞ。
また天工橋の近くには、素敵な雰囲気のカフェもありました。
残念ながらこの日はお休み。
今度来た時に入ってみようと思います。
御覧場橋(ごらんばばし)からの景観とその周辺
天工橋から下流に下って行くと御覧場橋という吊り橋があります。
吊り橋なので、渡っていると結構揺れを感じます。
御覧場橋から上流側の眺め。
独特な形をした岩場が広がります。
こちらは下流側。上流側とは違い穏やかな景観。
渓流を渡り、反対側から見た御覧場橋。
橋を渡りきり上流の方へ歩いて行くと、途中に休憩所がありました。
座ってゆっくりと渓流を眺めるのも良いかもしれません。
長者滝橋からの景観とその周辺
御覧場橋から上流側へ歩いて移動。
天工橋を越え、空飛ぶだんごの郭公屋の脇を通過。
さらに上流側へと歩いていきます。
途中、川のそばまで降りていったりして、景色を楽しみながらゆっくりと進んで行きました。
そしてついに長者滝橋に到着。
一見普通の橋に見えますが、長者滝橋は竹筋橋という竹の棒をコンクリートで固めて作られた橋で全国的にも非常にめずらしいもの。
長者滝橋から上流側の眺め。
こちらは下流側の眺め。
流れが穏やかで、川一面が綺麗なエメラルドグリーンになっています。
まとめ
観る場所によって様々な顔を見せてくれる厳美渓。
激しい流れや岩場もあれば、穏やかな流れでエメラルドグリーンに透き通った部分もあり、観ていて飽きることがありませんでした。
その変化に加え、四季折々の顔も見せてくれるとのことで、違う季節にも来てみたいと感じさせてくれました。
桜の木も川沿いにズラッと並んでいたので、桜の花が咲く季節も素晴らしい景色が楽しめそうです。
厳美渓の景観。オススメです!
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