リーダーの条件・資質と失敗する原因を知ってリーダーシップを発揮しよう!
大きなことを成し遂げるためには、リーダーとして多くの人の協力を得ることが必要です。
いくら能力があったとしても、人間が一人でできることというのはたかが知れているものです。
あなた自身が良いリーダーとして、多くの人達の協力を得ることができれば、どんなに大きなことであっても成し遂げることができるようになります。
しかし、昨今リーダー自身の不祥事により、大きなことを成し遂げるどころか、組織の存続にかかわるような危ういリーダーの存在も数多く報じられています。
そこで、リーダーになるために必要な条件・資質だけでなく、リーダーが失敗してしまう原因を紹介することで、あなたが素晴らしいリーダーとして活躍しつづけるために必要な情報をまとめました。
早速紹介していきます。
リーダーに必要な条件・資質
あなたがすでにリーダーであるとしても、これからリーダーを目指すとしても、これから紹介するリーダーの条件・資質を完璧に身に付けることが必要不可欠です。
リーダーというのは部下よりも立場的に力がありますが、その力はリーダーの条件と資質を身に付けているからこそ発揮することができます。
これから紹介するのは、部下からの尊敬と信頼を集め、最高の組織力を発揮して目標へと進むことができるリーダーの在り方です。
確固たる自信と勇気を持つ
リーダーは組織の先頭に立って進んでいくもの。
目指す道をあなたが切り開いていくためには、何が起きても揺らぐことのない確固たる自信と勇気を持ち合わせていることが必要です。
あなたの勇気と自信に満ちあふれた姿が、リーダーとしての魅力になり、部下もあなたについて行動するようになるのです。
逆にあなたが自信と勇気のない姿を部下に見せてしまっては、その部下はあなたをリーダーとして認めることはなく、当然ついてこなくなってしまいます。
誰に対しても誠実に対応する
リーダーは誠実で、誰に対しても公正な対応をすることが大切です。
それが部下だけでなく周囲の人達からの尊敬を集めることにつながります。
リーダーが人によって不誠実な対応をしていると、人の心はすぐに離れていってしまうものです。
高いセルフコントロール力を持つ
自分をコントロールできるからこそ、部下はあなたについてきます。
あなたが自分を律し、高いセルフコントロールを発揮している姿を部下は必ず見ています。
その姿によって部下はあなたのことを信じ、自分のこともコントロールできるようにしようと努めるのです。
これにより、個々が責任感を持った強い組織を作り上げることができます。
逆に自分をコントロールできない姿を見せていると、部下はあなたのことを信用しなくなります。
立場上、見かけはあなたに従うかもしれません。
しかし、心の中ではまともにあなたの言葉を受け止めなくなってしまうのです。
当然、組織の中は不信感がただよい、組織力が低下します。
リーダー自身が高いセルフコントロール力を発揮することが、組織全体を活性化させることにつながるのです。
迅速に決められる決断力を持つ
決断を迫られたときに判断を下すのはリーダーであるあなたの役割です。
組織が進むべき道を迅速に判断して決断を下すのは、リーダーにとって必要不可欠な資質の一つ。
迅速に決断を下せるということは、どんな結果になっても自己責任として対応するだけの覚悟を持っているということ。
その覚悟がリーダーには必要なのです。
決断を下せる覚悟なくして、リーダーになることはできません。
計画性のある行動をする
計画なくして目標達成はありません。
大きなことを成し遂げたいのであればなおさらです。
計画をたて、その計画通りに必ず実行する。
これができるからこそ、組織全体を見渡すことができ、細かい心配りをすることができます。
リーダーが適当に組織をまとめていては、なにも成し遂げることはできないでしょう。
組織の誰よりも行動する
リーダー自らが組織の誰よりも行動することで、部下はあなたのことをより一層信用します。
たくさん行動するからこそ大きなことを成し遂げられるというだけではなく、その前進する姿勢が組織を引っ張っていくのです。
もしあなたが、組織の中での行動量が少なく、部下に仕事を押し付けるようであれば、組織は衰退していくことでしょう。
部下以上にリーダーであるあなた自身が最も多く行動することが大切なのです。
部下に対して心配りができる
リーダーは部下に対しての深い理解と、細やかな心配りができる必要があります。
部下もあなたと同じ人間です。
様々な悩みを抱えたり、不安を感じてしまうこともあるでしょう。
そんな時に、部下の変化を感じとり、悩みや不安を理解することで、部下はあなたを信頼するのです。
また部下のよい変化にも気づいて声をかけるような心配りも大切です。
部下の悩みや不安などの変化を全く感じ取れず、ただ一緒に仕事をしているだけでは、いずれ部下の心はあなたから離れていってしまいます。
協調性をもつ
リーダーという立場を利用して高圧的になるのではなく、部下と協調性を発揮することです。
部下への心配りもそうですが、リーダーと部下という立場の差にとらわれず、人として協調する姿勢がリーダーには必要です。
部下と協調しているからこそ、あなたのリーダーとしての力を発揮することができ、組織を動かすことができるのです。
あなたと部下だけでなく、組織全体が協調性を発揮できるように導くこともリーダーであるあなたの仕事です。
楽観的であること
大きなことに向かっているときには様々なことが起こります。
当然うまくいかない状況や、それどころか窮地に追い込まれることもあるでしょう。
そんな時にリーダーであるあなたが暗く落ち込んでいては、組織も衰退していきます。
窮地であっても楽観的に明るくふるまえるリーダーであるからこそ、部下の信頼が揺らぐことがないのです。
その結果、組織が活性化し、窮地を乗り越えることができるのです。
リーダーに必要なことの詳細を把握して実践する
リーダーとして必要なことの詳細をすべて把握し、実践できることが必要なのはいうまでもありません。
ここで紹介していること全てを完璧に把握して実行しましょう。
それがあなたを優れたリーダーへと作り上げます。
全てに対して責任をもつ
リーダーは組織に関する全てのことを自分の責任として受け入れることが必要です。
たとえ部下が失敗したのだとしても、その責任はあなたにあります。
責任を受け入れることができるから、たとえどんな失敗や困難な状況が起きようとも、あなたのリーダーシップによって目標を達成することができるのです。
たとえどんなに理不尽なことが起きようとも、自分以外に責任を押し付けるリーダーはリーダー失格です。
リーダーが失敗する原因
リーダーの条件・資質を身に付けていくことはリーダーになるうえで欠かせませんが、リーダーであり続けるために大切なのがこれから紹介する失敗する原因です。
特にリーダーとして成功していくと、自分では気づかぬうちに慢心していまい、最初はなかったはずの失敗する原因をいくつも満たしてしまうということはよくあることなのです。
失敗する原因を満たし、部下からリーダー失格の烙印を押されてしまったら、それを取り消すことは二度とできません。
すでにリーダーであるとしても、これからリーダーを目指すにしても、失敗する原因を反面教師として素晴らしいリーダーでありつづけることを目指しましょう。
リーダーとしての細やかな行動に欠けている
リーダーは組織のことに熟知していて、目標を達成するための行動をやりきらなければなりません。
計画の変更が必要となっても対応できないとか、部下が予定通りに行動できないときに何のフォローもできないなど、目標達成に支障が出ることに対応できなければリーダーとはいえません。
組織が結果を出せるように導くのがリーダーの役割です。
それができなければリーダとしての能力が欠けているということ。
もちろんすべてをリーダーがやらなければいけないわけでなく、細かいことは部下が対応できるように準備しておけば、部下に任せることもできます。
組織全体でうまく回るような細やかな対応ができることがリーダーには必要なのです。
人が嫌がる仕事ができない
リーダーは決して偉いわけではありません。
権限がある立場にいることで錯覚してしまうことがありがちですが、部下のために動ける人間が本物のリーダーです。
ですから面倒くさかったり、つまらないといった、人が嫌がる仕事ができる心構えが必要です。
嫌な仕事を押し付けるリーダーから部下の心が離れていくにはそんなに時間はかからないものです。
嫌な仕事であっても率先して実行できる姿が、人を惹きつけることを忘れないでください。
知識を語るだけで行動できない
口だけ出して行動できないリーダーは信用されません。
行動だけが結果へとつながるもの。
リーダー自らが行動して結果を出すから部下はついてくるのです。
ただ知識を蓄えているだけのリーダーは組織には不要の存在なのです。
部下の成長を妨げる
自分のリーダーの立場を脅かすほど優秀な部下がいたとします。
その部下の成長を妨げて、自分の立場を守ろうとすると、優秀な部下が育ちません。
それどころか優秀な人から組織を離れていってしまうことでしょう。
リーダーは部下の成長を後押しして、自分よりも優れた人物をつくり出すもの仕事です。
リーダーの代わりができるような部下を育てれば、いざというときに代役を務めてもらうことも可能です。
部下からしても、成長を妨げるようなリーダーを信用することはありませんが、成長を促してくれるようなリーダーには感謝の心が生まれます。
あなたの立場を脅かすどころか、より一層協調性を発揮して目標の達成に力を発揮してくれます。
優秀な人材を増やせる器があるからこそ、どんどん大きなことを成し遂げることができるリーダーになるのです。
危機管理能力に欠けている
ピンチに陥ってから対策を考えるというような危機管理能力の無さは、組織を破滅に導きます。
最初から最後まで順調にいくことはまずありません。
最悪の場合にどんな事態に陥るかということを想定し、事前に対応を考えられる能力がリーダーには必要なのです。
自分第一主義である
自分のことが大切で部下のことを大切にしないリーダーは孤立します。
自分の成果を上げるために部下の仕事を奪ったり、自分の失敗を部下に押し付けるようなリーダーは無能といわれても仕方ありません。
有能なリーダーは部下が結果を出して認められることを喜ぶものです。
そんなリーダーのもとにいるからこそ、部下は最大限の力を発揮し、組織が活性かするのです。
自分第一主義のリーダーのもとでは、組織は衰退に向かうだけなのです。
攻撃的な性格である
激しい口調で部下を攻撃するようなリーダーが尊敬されることはありません。
攻撃的な性格のリーダーの姿は、組織全体の雰囲気を悪化させ、能力を低下させていくだけです。
不誠実である
誰に対しても誠実であることがリーダーの条件ですが、逆に誰に対しても不誠実であるとリーダー失格です。
自分にも部下にも不誠実な対応をしていると、人々からの信用を失い、早々にリーダーとしての力を失ってしまうのです。
権力による抑圧
リーダーには立場上の権力があります。
その権力を使って部下を抑圧し、力ずくで組織をコントロールしようとすると組織の力は低下します。
権力の力で無理やり指示すると、表向きには部下は従うでしょうが、持てる能力を全力で発揮することはありません。
リーダーは権力を使うのではなく、協調し、勇気づけすることで部下を導きましょう。
それが組織を活性化させるのです。
肩書をひけらかす
リーダーとしての肩書にこだわり、ひけらかすような人は尊敬を集めることはできません。
真のリーダーとは肩書がなくても人々からの信頼があり、尊敬されているものです。
地位をひけらかすような人は、肩書があるだけで中身が空っぽだと思われても仕方ありません。
まとめ
リーダーとは人々からの信頼・尊敬を集めることができて、初めてその力を発揮できます。
そしてその力を発揮すれば、どんなに大きなことでも成し遂げることができるのです。
そのために、今まで述べてきた条件・資質を完璧に身に付けましょう。
そして失敗する原因が自分の中に一つもないようにしましょう。
そうすれば、あなたはリーダーとしての力を存分に発揮することができます。
あなたが素晴らしいリーダーとして活躍できることを願っています。
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