好奇心を天職に変える空想教室 〜植松努 サンクチュアリ出版〜
誰もが夢を実現できる社会にしていくために、多くの人に読んでほしい本を紹介します。
植松努氏の「好奇心を天職に変える空想教室」です。
植松氏はTEDでのスピーチで一躍有名になられましたので、ご存知の方も多いことでしょう。
僕と植松氏を知ったのは2009年頃。
福島正伸氏が主催し、東京で開催されたドリームプランプレゼンテーションという「夢実現」をテーマとしたイベントに参加したとき、植松氏がゲストスピーカーとして登壇されたのが最初です。
当時、植松氏のことを知らなかった僕は、ステージの上に作業服で登壇し、淡々としゃべっている姿を見て、なんでこのおじさんが夢がテーマのイベントに登壇しているんだろうと思いました。
しかし、そう感じていたのは最初のほんのわずかな時間だけでした。
淡々とした口調とは裏腹に、植松氏の夢実現に向けた強烈に熱いメッセージ。
いつの間にか時間を忘れて惹きこまれ、感動に浸っていたことを昨日の出来事のように思い出すことができます。
あれから7年経ち、さらに進化した内容が「空想教室」に書かれています。
「思うは招く」
この言葉が本書を全体を貫いているキーワードです。
これは、「思ったことが、そうなるよ。」と植松氏が母親から教えてもらった言葉。
「どうせ無理」
と思えば無理だということが実現します。
しかし、今の世の中、この「どうせ無理」という言葉が蔓延し、夢を諦めている人が多いのが現実。
植松氏はこの「どうせ無理」という言葉を世の中からなくしたいと考えています。
「どうせ無理」という言葉が浮かんだら、「だったらこうしてみたら」という言葉を思い浮かべて欲しいとのこと。
この「だったらこうしてみたら」の一言が、夢をつぶさず、実現への道を照らす光となるのです。
今まで何度も植松氏の講演を聞いてきましたが、その内容が凝縮された一冊になっています。
夢をあきらめかけている人。
夢を実現したい人。
充実した人生を歩みたい全ての人に読んでほしい一冊です。
世界中の子供達に読んで欲しい思わせる本ですが、それよりも自分を含めた大人が読んで実践し、夢実現の人生を歩むことで、子供達に背中を見せていきたいと思います。
オススメです!