一流の人はなぜ、そう考えるのか 〜鳥居祐一氏 PHP研究所〜
一流の人がどういう思考をしているのか。
鳥居さんご自身が一流の方との交流から得た学びや、実践されている内容が満載。
その内容が素晴らしいものであるのは、極貧の状態から一流へと駆け上がっていった鳥居さんご自身が証明されています。
一流を目指す上で、一流と自分との違いを知ることができる良書。
早速紹介していきます。
第1章 一流の人はなぜ、運を大切にするのか?
運とは巡り合わせであり、自分ではどうすることもできないもの。
これが運に対する一般的なイメージではないでしょうか。
アメリカの億万長者に鳥居さんが成功の要因を質問したところ、多くの方が、
「自分は運が良かった。正しいときに正しい場所にいたからこそ成功できた」
と答えたそうです。
これは運を引き寄せたというよりは、自ら運をつかみにいく積極的な言葉。
つまり成功へと導く最高の情報を得るために、正しいときに正しい場所にいれるようアンテナを張っていたということ。
一流の人は運を天に任せるというよりは、運を自分でコントロールしているのです。
この章で紹介されている運をコントロールし、味方につける方法は非常に重要。
そしてその方法とは、原理原則にのっとった基本と言える内容。
成功を目指していても成功できない多くの人を見てきましたが、皆この基本ができていません。
成功したい人はこの章だけでも本書を買う価値があることでしょう。
また運を下げる行動も紹介されています。
これについては、知らずにやっている方が沢山います。
僕自身もかつてはやっていたことがあるので、引き続き気をつけようと身が引き締まりました。
第2章 一流の人はなぜ、お金についての発想が人とは違うのか?
お金というツールを、自分の人生のためにどう活用していくか。
一流の人はお金の使い方が違います。
それは無駄な使い方は一切せず、生きた使い方をするということ。
この章では、このようにお金という切り口から入り、さらにはライフスタイルに至るまで、その発想の違いを紹介してくれています。
その発想の一つを紹介します。
それは「遊べば遊ぶほど富が増える」というもの。
このような発想は、普通は持っていないのではないでしょうか。
以前の僕は考えたこともありませんでした。
しかし、鳥居さん自身の体験でメルマガを通じて教えてくれたり、最近僕の周りでも遊びを富に変えている方が増えているので、これが事実であると感じています。
このほかにも多くの発想の違いを紹介してくれています。
この発想の違いが、一流と普通の違いを作り出しているのです。
第3章 一流の人はなぜ、食と健康に関心があるのか?
健康が全てではないが、健康を失うと全てを失う。
一流の人の食と健康への気遣いは徹底しています。
僕はホテルを活用することが多いのですが、一流ホテルに行くと一流の人の食と健康への意識の高さを実感します。
ペニンシュラや帝国ホテルから早朝ジョギングにでる方や、ホテルにあるジムでしっかり運動しているのは一流の方々でした。
朝食のビュッフェでは、野菜やフルーツたっぷりのヘルシーな食事をしています。
そんな皆さんは全員スリムでエネルギーに満ち溢れているのです。
この章では、そんな一流の方々の食や健康への関心がわかります。
健康管理士である僕も知らなかった内容もあり、健康に興味のある方には是非知ってほしい内容です。
世の中、健康に関する誤った情報が蔓延しているので、本書のような正しい情報は多くの方に知っていただきたいと思います。
例えば、本書で紹介されている食べてはいけないもの。
白砂糖、マーガリン、マヨネーズ、ショートニング、牛乳。
知らずにたくさん食べている方も多いことでしょう。
理由を知れば、なぜ食べてはいけないのか納得の内容です。
まとめ
価値ある情報満載で全ての章を紹介しきれませんが、紹介していない下記の章も一流を目指す上で素晴らしい情報が詰まっています。
第4章 一流の人はなぜ、外見にこだわるのか?
第5章 一流の人はなぜ、英語を学ぶのか?
第6章 一流の人はなぜ、旅に出るのか?
一流になるためには、一流の人の考えを知ることは必須。
本書はその考えを知ることができる素晴らしい一冊です。
一流を目指す方にオススメです。
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http://www.yuichitorii.com
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