すぐやる人は、うまくいく。最速でチャンスをつかむ習慣〜中谷彰宏氏 学研プラス〜
僕は以前、何事もうまくいくようにするためには時間をかけてじっくりやることだと思っていました。
しかし、これは全く逆。
うまくいくためには、すぐやることが大切。
事実、世の中で結果を出している人たちはやることが早い。
「巧遅は拙速に如かず」という言葉がある通り、上手だが遅いよりも下手でも速い方が良いのです。
すぐやることが大事であることを実感している中、先日ふと立ち寄ったコンビニでこんな本を見つけました。
すぐやることがいかに大切であるか。
豊富な事例からすぐやることの凄さを実感できる一冊です。
たくさんの素晴らしい内容の中から、僕に感じたことをいくつかを紹介します。
すぐやる人がチャンスをつかむ
夢を実現している人は仕事のスピードが速いのではなくスタートが速い。
目の前にチャンスがあっても、チャンスはいつまでも待っていてはくれません。
スタートが遅いと逃してしまいます。
スタートが速いからこそチャンスをつかむことができるのです。
結果を出している人は、皆すぐにスタートしている人達なのです。
瞬間で出た答えが正解
何かを決める必要があるとき、答えは一瞬で出てきます。
2秒で考えた答えの方が、2時間考えた答えよりも正解率は高いそうです。
事実、時間をかけるとあれこれ考えはじめて余計な雑念が入ります。
その結果、間違えるか、悩んで動けなくなるのです。
瞬間で出た答えをすぐに実行に移す。
これが一番着実に結果を出すことができるのです。
お客様はクオリティーよりスピードを喜ぶ
仕事だけでなく、様々な場面でこのことを実感します。
何かを相手に依頼した時、完全じゃなくてもすぐに報告してもらえると安心します。
クオリティーにこだわるあまり、納期ギリギリや、時には過ぎてしまったりすると不安になります。
クオリティーにこだわりすぎるよりも、スピードが速い方がお客様には喜ばれるのです。
納期ギリギリよりも、スピードが速い方が信頼につながります。
すぐやめられる人が、うまくいく。
自分が取り組んでいることというのは、もうダメだなと思ってもなかなかやめられないもの。
ここでやめたら損をするとか、習慣なっていたりして手放すことができないのです。
こういうときに、すぐ頭を切り替えてやめられることが大切。
やっていることをやめるからこそ、次のチャンスをつかむことができます。
すぐやるとは、今決めて、今動くこと。
すぐやるには、すぐ決断し、すぐ実行に移すことです。
すぐやりますと口では言っても動けない人が多いのは、具体的になっていないから。
一生懸命やるとか、急いでやるというような精神論・抽象論では実行に移せません。
やることを具体的にし、今やると決めて、今動く。
これがすぐやるということです。
まとめ
すぐやることが大切だと頭ではわかったとしても、実際に実行するのは大変かもしれません。
本書はすぐやるということについて、66もの項目を挙げて説明しています。
自分でできている項目もあれば、こんな項目もあったのかという意識もしていなかった項目もありました。
・すぐやるとはどういうことなのか?
・すぐやることにはどういうメリットがあり、すぐやらないことにはどういうデメリットがあるのか?
本書からこの2点を学ぶことで、すぐやるということを実践するキッカケを得られることでしょう。
オススメの良書です。
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