【食生活や食環境における現状】
キラ
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社会情勢の変化とともに、人々の生活意識や水準が向上し、国民のライフスタイルや価値観、ニーズが高度化・多様化して、食を取り巻く環境が変化してきました。
忙しい生活を送る中で、食の簡便化や外部化が進み、食事内容や食環境、食に対する意識に変化がみられるようになりました。
食生活の変化が私たちの生活や健康によい結果をもたらしましたが、新たな問題も起こってきています。
栄養素のバランス
炭水化物や脂質の過剰摂取がみられる一方で、ビタミンやミネラル、食物繊維においては不足しがちです。
エネルギーや栄養素の適正な摂取範囲に対して過剰や不足の状態が続くと、健康が阻害され、過剰症や欠乏症を起こす場合もあります。
食環境への影響
子どもは習い事や塾で忙しく、親は仕事で帰宅が遅いことなどに起因して、生活時間にズレが生じ、食卓を中心とした家族の団欒が失われつつあります。
食生活に関する価値観の変化などによって、食事を1人で取る子どもも少なくありません。
このような食生活を楽しめない環境が、心身の不調を訴えることにつながる場合もあります。
食事に対する考え方の変化
以前、日本は食物が不足していました。
しかし、現代では食物が豊富になったため、食への関心が薄れつつあります。
例えば、加工食品や外食の利用の増加といった食の簡便化や、思春期の女性においては、痩身志向に伴う欠食などの食事軽視がうかがえます。
また、健康への関心の高まりとともに、多くの種類の健康食品が販売されるようになり、誰もが手軽に購入できるようになりました。
本来は、日々の食事の補助として使用すべきですが、中には、健康食品中心の食生活を送っている人もいます。
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