目標と計画の違いを知って活用すればあなたが望む結果を出すことができる!
「目標を決めたのに全然達成できない」とか、
「計画を立てても思うように進まない」とか、
せっかく目標や計画を決めても、思うように結果を出すことができない。
そんなことが続くと悔しくてたまりませんよね。
この「目標」と「計画」。
この違いがわからずに間違った使い方をすることが、望む結果が出せない大きな原因の一つです。
目標と計画の意味を混同して使われている例も数多く見受けられます。
まず目標と計画の違いを知る。
目標と計画の違いを明確にし、それぞれを活用できるようになれば、望む結果を出すことは簡単です!
もしあなたが今まで思うような結果を出せていなかったとしても大丈夫!
これから目標と計画の違い、そして望む結果を出す方法について紹介していきます。
目次
「目標」と「計画」の違い
目標と計画の違いについてしっかり理解することが、望む結果を出すことにつながります。
目標と計画の違いがわからず、間違った使い方をすると結果が出せなくなってしまいますので、最初に整理しておきましょう。
「目標」とは目指す到達点のことをいいます。
「計画」とは目標に到達するまでの道筋をつけることをいいます。
それぞれ詳しく説明していきますね。
目標とは
目標とは、あなたが目指す到達点のことです。
ですからどのような状態に到達したいのかを考えることで、明確な内容にすることができます。
例えば、
ダイエットであれば、半年で5kgやせる。
収入であれば、5年後に年収1000万円になる。
などというように目指す到達点が明確なものが「目標」なんです。
計画とは
計画とは、あなたが目指す目標に到達するまでの道筋をつけることです。
計画を立てるということは、明確な目標を達成するまで、何をどんな手順で実行していくかを具体的に決めていくことです。
例えば、
半年で5kgやせるという目標であれば、
「毎月1kgのペースで体重を落としていく」
「体重の変化を毎日記録して、やせていくペースをチェックする」
「食事の量を8割に減らして1ヶ月の変化を確認する」
というように5kgやせるという目標を達成するために、やることの内容や達成具合の確認をする方法を決めていくのが「計画」です。
ちなみに計画が役に立つのは、目標が明確であることが必須です。
そのことについては、この後の「明確な目標であるからこそ具体的な行動に落とし込むことができる」の項目で詳しく紹介します。
目標は計画とセットになって初めて達成することができる
あなたが望む結果を手に入れるためには、目標と計画の両方を用意しましょう。
なぜなら両方がそろうことで初めて目標を達成することが可能になるからです。
目標だけあっても、どうやって到達すれば良いか具体的なことがわかりません。
目標がなければ、計画を立てても目指す到達点がわからず、何をどれだけやる必要があるのか判断できません。
ダイエットの例でいうと、
ただ5kgやせるという目標だけあってもやせるための計画がなければ、成果が見込める具体的な行動に落とし込むことができません。
やせるために毎日の食事の量を減らそうなどと計画しても、いつまでに何kgやせるという明確な目標がなければ、目指す到達点がわからないまま適当に行動することになります。
適当な行動では目標を達成する可能性はほとんどありません。
今やるべき行動量がわからないので、つい先延ばししてしまうことにもつながります。
目標から逆算し、正しい行動を必要なだけ実行するからこそ目標を達成することができるんです。
まず目標を決める。
そしてすぐにその目標を達成するための計画を立てましょう。
目標と計画は車の両輪のようなもの。
「目標」と「計画」の両方がそろうからこそ、あなたの望む結果が手に入れられるようになるんです。
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目標を達成したい「目的」があるから本気で取り組むことができる
望む結果を出していくためには、まず目標を決めることです。
しかし目標というのは、ただ決めるだけでは達成することはできません。
達成するために大切なのは、あなたが本気で達成したいと思える「目的」を明確にすることです。
あなたの価値観に合った目的があるからこそ、目標を達成するまで行動し続けることができるんです。
例えば、あなたが平社員として会社に勤めていたとします。
ある日、社長から「今期は売上100億を達成しよう!」といわれました。
突然、売上100億という目標だけ掲げられたとして、「よし!必ず達成するぞ!」と本気で目標に向かっていけるでしょうか?
多くの人が、売上100億という目標に対して本気になれないものです。
目標を宣言した社長には達成したい目的があるのかもしれません。
しかし平社員であるあなたには、突然100億という目標だけを告げられても、その目標を絶対に達成したいと思えるだけの目的がないからです。
これでは、目標達成に向けて本気で行動することはできません。
何のために目標を達成したいのかという目的がないと、人は本気で行動することはできないんです。
ここで社長から、「売上100億を達成したら、全員の給料を10%アップする!」といわれたらどうでしょうか?
急にやる気が出てくるかもしれませんよね!
「給料を上げて家族にために使いたい。」とか、
「早くお金を貯めて海外旅行に行きたい。」とか、
お金が必要だと本気で思っている人であれば、「給料10%アップ」というのは「売上100億」という目標を達成する目的ができることでしょう。
このように目標達成するための目的ができると、目標達成に本気で向かうことができるんです。
ここで大切なことは、「あなたの価値観に合った目的」を持つということ。
価値観に合っているからこそ、あなたは目標に対して本気になることができます。
先ほどの例で、売上100億という目標に対し、給料10%アップが目標達成するための目的を作ると紹介しました。
これは給料10%アップということが、あなたの価値観に合った目的につながった場合だけ、目標達成に対して本気になれます。
特に給料アップを望んでいない場合には、価値観に合った目的を持つことはできません。
人によっては、お金よりも時間が欲しかったり、もっとお客様に貢献したいと思っていたり、売上より自分のペースで良い仕事をしたいなど、様々な価値観があります。
ですから、あなた自身が大切にしている価値観に合った目標を決めることが重要なんです。
あなたが大切にしている価値観はなんですか?
その目標を達成することで、あなたが大切にしている価値観に合った目的を果たすことができますか?
このことを意識して目標を決めましょう。
目標を達成するための目的が明確になれば、その目標の達成に大きく近づいたことになるんです。
明確な目標であるからこそ具体的な行動に落とし込むことができる
目的を明確にしたら、目標自体も明確にしましょう。
目標が明確であるからこそ、達成するために何をすれば良いかを具体的なものにすることができます。
では明確な目標とはどのようなものなのでしょうか?
明確な目標について説明していきます。
明確な目標の条件としては様々なものがありますが、その中でも特に大切な条件は下記の2つ。
①具体的なイメージを数値に落とし込むこと
②期限があること
それぞれについて詳しく紹介していきます。
明確な目標の条件①具体的なイメージを数値に落とし込むこと
目標はまず具体的にイメージできる内容にすることが重要です。
あいまいな目標だと、達成した状態をイメージできず、何をどれだけやれば良いか見当がつきません。
ありありと思い描けるぐらい具体的な目標であるからこそ、達成した状態が明確になります。
そしてその目標を数値に落とし込んでいくんです。
数値化することで、どこまでいけば目標を達成することができるのかが明確になります。
例えばダイエットなら、ただやせてきれいになりたいというだけでは、どこまでダイエットすれば良いのか具体的なことがわかりません。
そこで自分の理想の状態をイメージし、ダイエットの目標を数値化するんです。
そして「理想の体重になるよう5kgやせる」と数値化すると目標の到達点が明確になります。
数値化できない目標であれば、数値化できる内容に落とし込んでみましょう。
例えば「サッカーでレギュラーになる」という目標。
レギュラーになるという内容は具体的ですが、何をどのぐらいやればレギュラーになれるのか見当がつきません。
そこで、この目標を数値化できる内容に置き換えていくんです。
まずレギュラーになるには何が必要かを考えてみます。
いつもレギュラーに当たり負けして跳ね飛ばされてしまうので、筋力が必要だと気付いたとします。
筋力が足りないのであれば、それを数値化することで具体的になります。
レギュラー陣がベンチプレスで100kgを持ちあげれれるのに対し、自分が50kgしか持ちあげられないとします。
その状態であれば「ベンチプレスで100kg持ち上げられるようになる」という目標にすることで数値化できます。
その他にもシュート、パス、ドリブルといった技術的なことなどの必要なことを一つ一つ数値化できる目標にしていく。
これによりレギュラーになるために達成すべき目標が具体的なものになります。
明確な目標の条件②期限があること
明確な目標には、いつまでに達成するという期限が必要です。
期限があるからこそ、目標が具体性を帯びてくるんです。
なぜなら期限があることで、はじめて目標達成に向けた具体的な計画を立てることができるから。
目標を達成する期限から逆算して考えることで、いつまでに何をしなければいけないかが明確になるんです。
逆に期限がないと、いくら具体的な目標であっても、今何をどのぐらいやらなければいけないかがあいまいになってしまいます。
その結果、目標への道のりがぼやけてしまいます。
すると行動を先送りしたりして、いつになったら目標を達成できるのかわからない状態になってしまうんです。
期限があるからこそ、今やるべきことが明確になります。
目標を決めたら、必ず達成する期限も決めましょう。
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目標を具体的な行動に落とし込んだ計画が結果への道筋をつける
明確な目標ができたら、具体的な行動に落とし込んだ計画を立てていきましょう。
計画立てていくことで、目標達成への道のりが具体的にイメージできるようになっていきます。
イメージできれば、あとはその通りに実行する。
これにより目標にどんどん近づいていくことができます。
もちろん全てが計画通りに進むわけではありません。
思った通りにいかないことも当然出てきます。
思うように進まなくても大丈夫。
そんな時は計画を修正すれば良いだけです。
その時の状況に合わせて計画を見直しながら目標達成に向かっていきましょう。
計画の変更については、この後の「計画は変更がつきものだから行動することが大切」の項目で詳しく紹介します。
行動だけが結果を出すことができる
明確な目標と具体的な計画ができたら、早速行動に移っていきましょう。
どんなに素晴らしい目標と計画があっても、それだけでは何の結果も得ることはできません。
なぜなら結果を出すことができるのは行動だけだからです。
目標と計画がそろうと、もしかしたら達成感を感じるかもしれません。
しかし、それだけでは望む目標には近づくことさえできません。
目標と計画ができたら、すぐに行動を起こしましょう。
ところが、いざ行動を起こそうとすると、不安や恐れを感じて動けなくなってしまうこともあります。
特に目標を達成するために、今までやったことがないような行動をやらなければいけないと、不安や恐れの感情が湧き上がってくるものです。
もしあなたがそのような状態になっていたとしても大丈夫!
あなたなら必ず行動を起こすことができますから安心してください。
今までにやったことがないことをしようとすると、不安や恐れを感じるのは当たり前のこと。
ところが実際にその不安や恐れが的中することはほとんどないんです。
アメリカのミシガン大学の調査で、心配事の80%は実際に起こることはなく、残りの20%も心配事に対する準備をしておけば16%は起こらないというデータがあります。
つまり心配事の96%は起こらないんです。
不安や恐れを感じるのは自然なこと。
そしてその不安や恐れを感じていることは、現実にはまず起こりません。
ですからあなたが望む目標を達成するために、思い切って行動を起こしましょう。
大丈夫!
あなたなら不安や恐れを振り切って必ず行動を起こすことができます。
勇気を振り絞って一歩踏み出した行動が、あなたを目標達成へと大きく前進させるのです。
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計画は変更がつきものだから行動することが大切
目標と計画ができたらすぐに行動することは非常に重要です。
なぜなら目標達成できない大きな原因の一つが行動を開始できないことにあるからです。
行動できない理由の一つに、計画にこだわりすぎることがあります。
目標達成に向けて計画を立てたものの、その計画をもっと完璧なものにしようとして、また計画を練り直してしまうんです。
計画を見直せば見直すほど、不安材料が次々見つかって、また計画を練り直す。
この状態になると、計画ばかりをしていて、いつまでたっても行動することができなくなってしまいます。
もっと完璧な計画を目指してしまい行動できない二つの理由と、行動できるようになる考え方を紹介します。
行動できない理由①行動することに不安や恐れを感じてしまうため
つい完璧な計画を求めてしまう裏には、不安や恐れが隠れていることがあります。
「この計画では失敗してしまうのではないか。」
「わからないことがであるから、うまくできるか不安だ。」
など、不安や恐れを感じてしまうことで、計画を実行に移すことができなくなってしまうんです。
行動を起こすことができない気持ちはよくわかります。
しかし、行動しないと目標を達成できないのが現実です。
大丈夫。
あなたなら目標を達成することができます。
そして先ほども紹介した通り、心配事の96%は実際には起こりません。
不安や恐れを振り払い、思い切って計画を行動に移しましょう。
その勇気ある一歩が、あなたを目標達成へと導くのです。
行動できない理由②完璧な計画にこだわりすぎる
完璧主義になりすぎてしまうと、完璧な計画にこだわりすぎてしまいます。
すると行動する前から計画の修正ばかりしていて、いつまでたっても行動することができなくなってしまうんです。
結果を出すことができるのは行動だけです。
計画ばかり立てていても、目標が達成することはできません。
ある程度計画を立てたら、多少不完全であったとしても行動を起こしていきましょう。
計画は行動しながら仕上げていけば良いのです。
実際のところ、いくら完璧と思えるような計画を立てたとしても、まず間違いなく変更は発生します。
思ったほど順調に進まなかったり、
想定外の失敗をして遅れが出たり、
体調不良や急な用事などで行動できない日が出てきたり、
このような様々な理由で完璧だと思っていた計画からずれていってしまうもの。
特に、自分ではコントロールできない内容で計画からずれることがあるので、完璧な計画というのは立てようがありません。
計画からずれてきたら、計画を見直して修正すれば良いだけ。
ですから計画を完璧に仕上げようとするよりも、サッサと行動を開始しましょう。
行動すれば、必ずなんらかの結果を得ることができます。
良い結果がえられれば、そのまま計画通りに進みましょう。
悪い結果が出るようであれば、どうしたらよくできるかを考えて計画を見直しましょう。
実際に行動して得られた結果を踏まえることで、計画の精度はどんどん上がっていきます。
そして行動しなければわからないことも多々ありますので、頭の中で考えているだけよりも圧倒的に早く良い計画ができていきます。
計画には変更がつきものですから、行動しながら計画を修正していく。
これが目標達成に向かう最短の方法です。
目標を必ず達成するという決断が望む結果へと導く
明確な目標を掲げ、達成したい目的を明確にし、計画を立てることができたあなたなら、きっと目標達成にとって最も重要といっていい条件をクリアしていることでしょう。
その条件とは、必ず目標を達成するんだという「決断ができている」ということです。
この決断ができていれば、まず間違いなくあなたは目標を達成することができます。
なぜなら、どんな障害が現れても目標達成をあきらめなくなるから。
目標に向かって行動していると、最初から最後まで順調に進むことはありません。
必ずといっていいほど、なんらかの障害があなたの前に立ちはだかります。
その障害を乗り越えさせてくれるのが「必ず目標を達成する!」という決断なんです。
その決断ができていれば、どんない大きな障害が目の前に現れても、「どうやったら目標を達成できるのか。」ということしか考えません。
逆に決断ができていないと「こんな状況になってしまってはもう無理だ。」というようにあきらめの気持ちが出てきます。
決断できていれば、そのようなあきらめの気持ちはこれっぽっちを出てきません。
どんな状況にあっても、「絶対に目標を達成する!」という強い思いが変わることはありません。
その思いが行動にあらわれ、どんな障害をも乗り越えさせてくれるんです。
明確な目標にあなたの価値観に合った目的が伴うことで、目標達成への思いは強烈なものになります。
その思いが、あなたに目標達成を決断させ、どんな逆境をも乗り越えていく力を与えてくれるのです。
まとめ
目標と計画の違いを明確にし、それぞれを活用することで、あなたは必ず目標を達成することができます。
まず明確な目標を持つ。
その目標はあなたの価値観に合った目的を果たせるものにする。
目標が決まったら、すぐに達成までの計画を立てる。
計画を立てたらすぐに行動を開始し、計画は必要に応じて修正する。
そして必ず目標を達成するという決断する。
この流れで進んでいけば、あなたが目標を達成するのは決まったも同然です!
あなたが望んでいる目標を達成する日が来ることを心から願っています。
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