やる気は「出る」ものじゃなくて「起こす」もの!副業で成果を上げる感情のコントロール法
副業をがんばりたくても「やる気が出ない」と感じたことはありませんか?
副業でも本業でも、やる気がないと感じることはよくあるもの。
そしてただ待っているだけではやる気はでません。
この「やる気」という感情。
実は自分でコントロールすることができます。
つまり、やる気がない時でも自分の意志と行動で「やる気がある」状態に変えることができるんです。
やる気をコントロールするには、まずはじめにやる気は「出る」ものではなく「起こす」ものということを知ることです。
この記事では、やる気をコントロールして、毎日副業にチャレンジできるようになるための具体的な方法について紹介していきます。
やる気は「出る」ものではなく「起こす」もの
やる気が「出ない」と感じる時、私たちはやる気が自然に湧いてくるのを待ってしまいがち。
しかし、やる気とは待っていれば「出る」ものではなく、むしろ自分から「起こす」もの。
やる気をコントロールするために、まずは、やる気の正体とそのメカニズムについて理解することから始めましょう。
やる気の正体
心理学や脳科学の研究によると、やる気の正体は以下の3つのように捉えられています。
1. 脳内の化学物質の働き
やる気が高まっているときは、脳内で「淡蒼球(たんそうきゅう)」(脳の中にある小さな構造で、主に体の動きをコントロールする役割を担っている。)という部位が活性化し、モチベーションを高める信号を送っています。
この活性化は体への刺激、つまり行動によって引き起こされます。
つまり淡蒼球が活性化するような行動をしていけば、自分でやる気を起こすことができるということです。
2. 体の動きとの関連
脳研究者の池谷教授によると、やる気は脳ではなく「体」にスイッチがあるとされています。
つまり、やる気が起きるような体の動かし方をすれば、脳が覚醒してやる気が生まれるのです。
3. 報酬系の働き
やる気は、脳内の報酬系と密接に関連しています。
脳内の報酬系とは、脳の中で報酬を受け取ることや報酬に期待することに対して反応する神経回路システムのこと。
この神経回路システムには気持ちよさや幸福感などの感情を引き起こす役割があります。
目標達成や成功体験によって得られる達成感や喜びが、ドーパミンなどの神経伝達物質の分泌を促し、やる気を高めます。
やる気の正体からわかるやる気を出す3つのポイント
先ほど紹介したやる気の正体から、やる気を出すために大切な3つのポイントが見えてきます。
①やる気は行動の結果として生まれることが多い
②体を動かすことがやる気を引き出す鍵となる
③小さな成功体験の積み重ねがやる気を持続させる
これら3つのポイントを知り、やる気を出すための行動に置きかえることで、自分で意識してやる気を出すことができるようになります。
自分でやる気を起こす方法
やる気を出す3つのポイントを踏まえ、自分でやる気を出す方法をまとめると次の3つになります。
①やる気を出すためにはまず行動を起こす
②やる気が出るように体を動かしてみる
③やる気を持続させるために小さな成功体験を積み重ねる
それでは実際に自分でやる気を起こす方法について一つ一つ詳しく紹介していきます。
小さなことでいいから行動してやる気を呼び起こそう
やる気が全くない状態であっても、行動を起こしてみることで感情に変化が生まれます。
行動を起こすことで、私たちの身体の動きや姿勢が、脳に特定の感情状態を示す信号を送ります。
例えば、笑顔を作ることで実際に幸福感が増すことが研究で示されています。
笑顔の例と同様に、どんなに小さなことでもいいから副業に関する行動を起こすことで感情に変化が起きてきます。
実際の行動が、あなたの感情を変えはじめ、やる気が徐々に湧いてくるのです。
やる気がないからと行動しないのではく、やる気がないからこそ行動する。
その行動があなたのやる気に火をつけるのです。
たった5分でも構いません。
思い切って行動を起こしてみましょう。
気づけば集中して作業に取り組んでいる自分に驚くことでしょう。
体を動かしてやる気を引き出そう
やる気を引き出すための効果的な体の動かし方があります。
その方法をいくつか紹介します。
軽い運動やストレッチ
軽い運動やストレッチは、体を目覚めさせ、やる気を高めるのに効果的です。
- デスクの前で座ったままできる簡単なストレッチ
- その場でのジャンプや軽いジョギング
- 軽くスキップ
- 腕を大きく回す動作
これらの動きは血流を促進し、脳に酸素を送ることで、集中力とやる気を向上させます。
深呼吸と姿勢の改善
正しい呼吸法と姿勢は、心身のリラックスとやる気の向上につながります。
- ゆっくりと深呼吸を5回程度行う
- 背筋を伸ばし、肩の力を抜いて座る
- 顔の筋肉をほぐし、表情を和らげる
これらの動作は、ストレスを軽減し、前向きな気持ちを引き出します。
体を大きく使う動作
大きな動作は、体全体を活性化させ、やる気を引き出すのに効果的です。
- 両手を天井に向かって伸ばす
- 体をねじる動作
- その場で足踏みをする
これらの動きは、体内のエネルギーを活性化し、やる気を高めます。
顔の表情を意識的に変える
表情は内面の状態と密接に関連しています。
- 意識的に笑顔を作る
- 目を大きく開いて、周囲を見渡す
- 頬をマッサージして血行を促進する
これらの動作は、脳に前向きな信号を送り、やる気を引き出すのに役立ちます。
以上の動きを組み合わせて実践することで、体からやる気を引き出すことができるんです。
すべての動きに共通するのは、ポジティブな動きであること。
軽く体を動かせば、やる気が芽生えてきます。
気持ちが前向きになったら、気分が冷めないうちに即副業を始めていきましょう。
小さな成功体験を大切にしてやる気を持続させよう
やる気がない時、ほんの少しでも行動すればやる気がわいてくる。
これを実践してみると、自分でやる気をコントロールできることが体感としてわかります。
これは一つの成功体験。
この成功体験を積み重ねることで、自分でやる気を出せるという自信が芽生えてきます。
これがやる気の継続へとつながります。
それだけではありません。
自分でやる気をコントロールし、少しでも副業に取り組むことで、副業での小さな成功体験も着実に積みあがります。
副業で成功できる自信が高まっていくことで、自然とやる気も継続できるようになります。
どんな小さな成功体験でも構いません。
成功したら自分で自分を思いっきりほめてあげましょう。
自分をほめることで自己肯定感が大きく高まります。
成功体験の積み重ねが自己肯定感を高め、やる気の持続・コントロールがどんどん簡単にできるようになっていくことでしょう。
まとめ:やる気をコントロールして圧倒的な行動量を積み上げていこう
やる気は「出る」ものではなく自ら「起こす」もの。
やる気をコントロールできるようになれば、副業への成功に大きく近づくことができます。
副業で成功するのは並大抵のことではありません。
本業に匹敵するほど打ち込まなければ、お客様に喜んでいただけるような良い仕事はできません。
それほど大変な副業で成功を手に入れるために、やる気をコントロールできる能力は強力なスキルとなります。
このスキルを身につけ、そして圧倒的な行動量を積み上げていきましょう。
そして共に副業での成功を手に入れていきましょう!