【運動の効果〜身体機能の向上〜心肺機能の向上〜】
キラ
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運動を行うことにより、心肺機能の向上が期待できます。
最大酸素摂取量の向上
運動をしていると、心臓の心拍出量が増加します。これは心臓から運び出される血液の量が増えるということ。
これにより肺へ流れる静脈血が増えます。
全身から戻ってきた静脈血には炭酸ガスが多く含まれ、これが肺で酸素に交換されます。
肺へ流れる静脈血が増えるということは、肺でより多くの酸素が取り込まれますので、炭酸ガスから酸素へのガス交換の効率が良くなります。
これは最大酸素摂取量が増え、酸素が体内へ効率よく取り込まれているということ。
最大酸素摂取量が高くなると、心肺機能が高まった(持久力が上がった)ということになります。
ちなみに最大酸素摂取量は、心臓のポンプの力、血液が酸素を運ぶ力、末梢組織、特に筋肉がどのくらい酸素を利用する力があるかなどを総合的に表しています。
呼吸循環器系機能の向上
運動をすると、体で酸素を使う量が増えます。
すると呼吸が速くなり、心臓の働きも活発になります。
運動が習慣化すると、体がその運動に適応できるように呼吸循環器系の機能が向上していきます。
特に有酸素運動では、体内に酸素を取り込みながら運動するため、肺の働きが活発になります。
心臓の筋肉の発達
運動により心臓に刺激が加わることで、心臓の筋肉が発達します。
それにより心臓の筋肉に分布する血管も増えてきます。
すると1回の心拍出量が大きくなり、全力疾走など強い運動になるに従って、スムーズに心拍出量が増加するのです。
これが普段運動をしていない人だと心拍出量の増加が頭打ちになってしまいます。
ですから普段から運動していないと強い運動には耐えられないのです。
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