夢・目標を思い描くことができない。
やりたいことがわからない。
このような方もいらっしゃることでしょう。
夢・目標は必ずなければいけないというものではありません。
しかし、夢・目標がないということは自分の目指す行き先がみえていないということ。
ですから行き当たりばったりの人生になりがちです。
人生の後半になってから、こんなはずではなかったと悔やんでも、もう取り返すことはできません。
これに対し、明確な夢・目標があるということは、自分の目指す方向がみえているので、自分が望む人生に向けてぶれずに進んでいくことができます。
とはいえ、自分の望む人生にしてみたいけど、何をしてよいかわからないとか、やりたいことがわからないという場合もあるでしょう。
このような場合にお勧めなのが、「やりたいことを全部やってみる」ということです。
やりたいことがわからない方でも、子供の頃に夢中になったことが何かあると思います。
また、今でも「これをやっている時は楽しい」というものが何かあると思います。
何でも良いので自分がワクワクするものをリストアップして、全部やってみるのです。
やりたいことが5個でも10個でも全部やる。
ここで全部やるときのポイントがあります。
そのポイントとは、ちょっとだけ行動するということ。
全部を全力で実行するのは、忙しい日々を送っている中では無理があります。
ですから5分でも、1分でもかまいません。自分が無理なくできる範囲で実行してみるのです。
ちょっとだけですから負担を感じることなく全部実行することができます。
このやりたいことを全部やる効果は四つあります。
一つ目は毎日が充実してくるということです。
少しとはいえ、やりたいことをやっていますので、充実した毎日を送ることができるようになります。
毎日をワクワクして過ごせるようになりますので、人生に喜びを感じられるようになるのです。
二つ目はやりたいことを全部やっている中で、夢・目標が拡がってくることです。
頭で考えているだけではなかなかやりたいことが浮かんでこなくても、実際にやりたいことを実行してみると、それが引き金となって次々とやりたいことが浮かんでくることがあるのです。
ですからまずやってみることが大切なのです。
三つ目は本当にやりたいことかどうかがわかることです。
自分はこれがやりたいと思っていても、実際にやってみたら全くワクワクしなかったというのはよくあることです。
ですからとにかく実行していみることで、本当にやりたいことなのか、実はそうではないのかがすぐにわかります。
例えば定年までやりたいことを我慢して、定年になって実際にやってみたら全然楽しくなかったとうのはよくある話。
それからやりたいことを探しても良いのですが、その前にわかっているに越したことはありません。
四つ目は夢・目標が明確になってくることです。
やりたいことを実行しているうちに、時間を忘れて没頭してしまうようなことや、苦もなくいくらでも実行できるようなものが見つかります。
自分がやりたいことが人の役に立って喜んでもらえるというものもでてくるでしょう。
その中から自分の価値観に合う人生をかけてやっていきたいことが見つかるのです。
これが見つかることで、自分の望む人生にするための夢・目標が明確になり、そこに充実感を伴って進んでいくことができるようになるのです。
やりたいことを全部やってみる。
これを実行することで、人生はどんどん変わっていきます。
そして最終的には自分が望む人生が明確になり、そこに向かって歩んでいくことができるようになるのです。
〜より良い人生にするためにオススメの本〜
